ケロシニスト御用達?「灯油スポイト」

ユウ_zetterlund

2008年07月22日 10:18



シンプルキャンプの浸透とともに、フュアハンドランタンなどの昔ながらのケロシンランタンが見直されてきてますね。ここのところだんだんと愛用者(ケロシニスト ^^ ; )の姿をフィールドで普通に目にするようになりました。

僕は、やわらかな灯りで自然の暗さを破壊しないケロシンランタンの優しさが好きです。特別複雑な構造を持っているわけではないので、メンテナンスもカンタンだし軽々。

自己計測による燃焼時間は18時間少々。燃料タンク密閉度の関係で、なるべく移動時にはタンク内をカラにしています。ですから、燃料注入の際にも、使用する時間を考慮して灯油を入れるようにしています。灯油を注入する際に一般的なのはファンネルです。コフランコールマンからファンネルが発売されていて愛用している方も多いのではないでしょうか。

ただし、こうしたファンネルだと、どうしても注入量の加減が難しい。で、僕が注目したのは“灯油スポイト”なるもので、マナスルなどのケロシンストーブを愛用していた学生時代から愛用しています。これはストーブから残った灯油を吸い上げるスポイト。灯油ポンプ同様に上部を指で押してから吸い上げます。気になる
1回の吸い上げ量はマックスで100cc前後。灯油を入れた燃料ボトルからこれで吸い上げて、ランタンに給油するというわけです。

吸い上げ量として個人差もありますが、これの八分目を目安にすれば一回あたり40~60cc。フュアハンドランタンの場合タンク容量が340ccなので6回弱でほぼ満タンになります。燃焼時間は60ccで約3時間。つまりスポイト一回で3時間、灯をともすことが可能です。ですので10時間灯したかったら多少多めに3回、あるいは4回入れるのを目安にしています。

シンプルキャンプ(シンプソン)では、場内照明のない、自然をより肌身で感じられる気持ちいいキャンプを目指しますので、そんなときの常夜灯としてスポイト3回分。そして、多少の誤差を考えて1回余計に入れます。

灯油スポイトは、ホームセンターで200円前後で売っています。残った燃料の吸い取りも、もちろんこれひとつ。入れる、抜きとる・・・こんな安いありきたりのアイテムですが、非常に役に立つ優れものです。
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日常で使うフュアーハンドランタン
http://clubnature.naturum.ne.jp/e410346.html

シンプルキャンプ【塙ふれあいの森キャンプ場】
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