石を詰め込みコッペパンになったクライミングシューズ

ユウ_zetterlund

2009年01月27日 11:13



昔の人はすごい!クライミングをするたびに、そう思う。

現在、岩登りするときにクライミングシューズ(フラットソール)を履くのだけれど、これはスリックタイヤのように岩の微細なエッジにつま先で立てたり、傾斜を特殊ゴム素材のソールによって微妙なバランスでヒタヒタ登れたり・・・そんな芸当がいとも簡単にできてしまう。

壁だけじゃない。70年代頃まで重登山靴で登っていたバリエーションルートも、フラットソールを履けば「あれ?」というぐらいあっけなく登れてしまったりもする。同じルートを重く硬い重登山靴で登るとなると、たぶん苦労は倍増する。重登山靴は足裏で感じる岩の感触もクライミングシューズのそれに較べたら、お話にならないくらい希薄。感覚を研ぎ澄ましてもクライミングシューズのように感じることなど到底不可能だろう。

これらを考えると、貧弱な装備しかなかった時代の登山者たちは、精神力も技術も相当なものだったに違いない・・・

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