清流に祝福された夢のトレイルの大好きな山小屋

ユウ_zetterlund

2009年03月16日 11:10



夏へと馳せる思い


登山をしていれば、きっと誰にでも心に残る山小屋というものが存在するだろうと思う。ボクの場合どうも信州に集中していて、その理由を尋ねると少年時代の春休み夏休み冬休みを信州の山々を登って過ごしていたからだとわかった。

もちろん今までに北アルプス以外の山域に出かけているけれど、中学高校の少年時代に情熱を傾けた山々というものは、それ以降のものと較べると別格にも思える。そういえばマクドナルドなどが幼少時期の子供らにターゲットを絞るマーケティングをしているけれど、あれは幼少期に味わった味覚は生涯の嗜好をコントロールする、ということかららしい。であれば、幼少期に近い少年時代に経験した物事というものは、その後の趣味志向を左右してしまうのかもしれない。

まあ、そんな話はさておいて。たとえばボクにとってマーラーの交響曲第五番の第四楽章アダージョは涙が出るほど美しい旋律で、もうこれ以上のものは存在しないだろうというほどの存在なのだけれど、その山小屋を脳裏に思い描いた際に、このアダージョが鳴り響くかどうか、というのがボクの目安だ。

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