弱虫クライマー

ユウ_zetterlund

2009年11月02日 11:34



どうにも高いところが怖くてたまらない。

これは、どこかの記事にも書いた記憶があるのだけれど、たとえば・・・凹角溝のクラックを登っていて、ある箇所が大きくカブリ気味(ハング)になって、左右どちらかの凸角に身を乗り出して越えねばならない箇所に差しかかり、岩角にテープでしか支点をとれなかったりすると、もう頭の中は「ヤバイよ、ヤバイよ・・・」と、出川の嵐になってしまう。

これが地上十数メートルで、さらにあらかじめロープがセットされたトップロープであれば、なんのことはないのだけれど、高くなるだけで難易度はケタ違いに上昇してしまう。この怖さは十代の頃よりも今のほうが数倍大きくなっているようにも思えるから不思議だ。

数年前、16、7歳の頃に登った北アの岩場に出かけたことがあった。当時の記録では、いとも簡単に登っている風で、おまけに「まあまあ楽しかった」などなどいう一言も添えられていた。しかし、その場所を登り始めるとものすごい恐怖感でドキドキしっぱなし。ここを本当に登ったのか?若い頃の自分は、もしかしたら隣の別のルートと勘違いしていたんじゃないのか?

そんなことを思いながら、頭の中の出川を深呼吸でなだめつつ、なんとか仲間と登りきって握手。いやぁ、しょっぱい、しょぱい

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