【荒雄湖畔公園キャンプ場】
いつも空いている開放的なダム湖畔サイト
温泉番付で東日本の横綱の栄誉に輝いたのは鳴子温泉。ほんのりと硫黄臭のする温泉は、情緒たっぷりの温泉街とあいまって、日頃のストレスに疲れた心身をいっきにリフレッシュさせてくれます。
この鳴子温泉をキャンプで楽しむのにうってつけのキャンプ場が鳴子ダム横にのびやかに広がる明るい芝地の荒雄湖畔公園キャンプ場です。鳴子ダムは昭和26年に、それまで外国人技術者を招聘してダム建設していたのを、初めて日本人だけでダム建設にチャレンジした記念すべきダムです。
場所は鳴子温泉から鳴子ダム・吹上温泉方面に高度をあげつつ走ると、ほどなくして左手に緑色に眩く輝く一面の芝生の公園が見えてきます。これが朝雄湖畔公園キャンプ場です。
僕がここを利用するのは、十和田湖に向かう際。長い途上のためここで一泊し、翌日下道で田沢湖を経由して十和田に車を走らせます。
荒雄湖畔公園のキャンプ場は、鳴子温泉を楽しむにはうってつけ。近すぎず遠すぎず、ちょうどいい距離感です。それに見渡す限りの芝地がものすごく気持ちいい。その開放感たるや吹上高原キャンプ場と甲乙付けがたいほど。水辺にはゲンジ蛍も生息しているので、もしかしたら夏場はホタルキャンプが楽しめるのかもしれません。
さらに嬉しいのは料金設定。なんてったって500円ですから。それもオートフリーです。ここから吹上高原キャンプ場までは車で15分たらず。いつも、この荒雄にするか吹上にするかを迷います。もしもテニスが好きなファミリーであれば、荒雄にはテニスコートもあるので、家族でテニスを楽しむこともできます。
難点は、温泉やシャワーの施設がないということ。ですが、鳴子温泉が間近ですから、ぜひ鳴子温泉めぐりを。ちょっと足をのばせば秘湯・蛇の湯があります。ここは混浴ですが、昔ながらの緑っぽい色をした不思議な効能を持つ素晴らしい湯と、景色が堪能できます。おすすめです。
今回のGWは朝入場して設営しようとしている時、なぜかふいに林道走行して間欠泉が見たくなり、急遽とりやめ吹上に向かいました。GWの吹上は混雑度大ですが、以前からテントを設営したかったポイントもありました。
◆荒雄湖畔公園キャンプ場
◆場所:宮城県大崎市鳴子温泉鬼首
◆連絡:現地電話なし、予約は直接現地で先着順
※現地に電話がないため、
◆料金:大人(500円)、子供(小学生以下・400円)
◆サイト:芝生、テント約100~150張り
◆施設:炊事場、トイレ(男女別水洗・紙有)
◆期間:4月下旬~11月
◆問い合わせ:(社)荒雄湖整備協会 0229-86-3455
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【荒雄湖畔公園から吹上までのショートカット】
吹上高原に行くには、道が2ルートあります。
荒雄湖畔公園から正規のルートで吹上に行かない場合、すぐ手前の山側にある細い林道入り口を入ります。この林道を走ると吹上高原キャンプ場までいっきにショートカットできるため、あっという間に到着できます。小型4WDやジムニーであれば、この林道ルートをおすすめします。うっそうとした山道が堪能できます。そして、吹上高原側の到着地点は間欠泉です。
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