ソロキャンプのための焚火台
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【逸品CLUB №6・続編】コンパクトな焚火台
昨年、思わぬ場所で、思わぬ商品名で売られているアイテムを即買いしてしまいました。それは万能蒸し器として売られていた、間違いなくファイアーボウル。グリリプット(コンパクトグリル)とセットで展示されていたファイアーボウルを飽きるほどショップで眺め回した直後だったため、裏側の具合から仕組み、形状、動作、素材の細部まで頭に焼き付いていた仕様を、全てチェック。
製造会社も新潟県の金属メーカだし、間違いなくファイアーボウルと同じです。グリリプットとセット展示の焚火台と少々異なるのが、各羽の穴。万能蒸し器は蒸気を通すため、細かな穴が開けられているのですが、焚火をしてみて実感したのは、細かな穴の為に非常に燃焼効率に優れます。燻ったり、燃えにくかったり、といったことは、昨年の7月に購入以来、10回以上も使用しましたが皆無でした。これがなんと、万能蒸し器ということで驚きの498円・・・同じ仕様が商品名が変わると値段も変わるんですね・・・
【昨年の購入直後の記事】
◆ファイアーボウルを買う前に、万能蒸し器を要チェック!
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重さはたしか・・・170g程度。缶コーヒー一本分。素材はステンレス。羽を畳んだ状態だと、ほぼ手の平サイズ。羽を広げると、直径30センチほどの、素晴らしい焚火台になります。僕はこれを焚火用途というよりも、ソロキャンプ時の炊事用に使用しています(サブバーナーはジュニアガスバーナー)。
思いっきり炭や薪をのせて燃やしても、ぜんぜんへっちゃらです。びくともしません。軽くて弱々しそうですが、見かけと違って強靭、タフネス。10回以上使用しても、こんなに黒光りして艶々です。なんだか歴戦の強者といった風情さえかもし出しているではないですか。
炊事には、写真にあるようなコンパクトな折畳みグリル台(キャプテンスタッグ製)とセット使用します。このグリル台も昨年の記事に書いていますが、重たいダッチオーブンでもがちりと受け止めてくれます。ケトルで湯沸し、フライパンで焼き物、鍋で煮物やシチューそれに炊飯。なんでもこなします。グリル台は小さいですが、ソロ用のコッヘルだったら、炊飯と煮物を同時にこなすことも可能です。
※注意:芝サイトでこれで焚火すると芝が焦げてしまうため、基本的に土、砂利などでの使用が前提になります。
ザックにポンポンと放り込んで持ち歩ける、小さくて軽い、焚火台セットです。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) キャンピングセカンドグリル
このセカンドグリルは、もともとシングルバーナーで煮物を作るときに、安定させるために購入したものですが、今では上のように、グリリプットの代わりとして焚火調理になくてはならない重要なファーストグリルになってしまいました。サイズは折畳めば単行本ほど。重さも軽いしザックにラクラク入れることができます。もちろん、時々はダッチオーブンの12インチをのせて、シングルバーナーで調理することもあります。コンパクトキャンプを標榜するのであれば、このセカンドグリルは持っていても損はないと思います。
ハイマウント グリリプット
もともと、この超コンパクトなグリルと、下のファイアーボウル(ファイアーベース)のセットを購入しようと狙っていたのですが、ホームセンターで万能蒸し器と出会ってしまい、ふとひらめいた“セカンドグリルと組み合わせればいいじゃないか“というアイデアで、購入するには至りませんでした。サイズは小さな横笛ほど。組み立てが面倒くさいなぁ、と思っていたので、蒸し器との出会いは願ったり叶ったりでした。重量は両者、ほぼ互角だと思います。機能美に魅せられたなら、購入する価値あると思いますが、僕には不要です。
ロゴス(LOGOS) ロータスファイアーベース
グルルプットとセットで展示されているのと同様のアイテムがこれです。万能蒸し器も、ロゴスの近所の金属会社・・・取引があるのかないのか。あそこまで仕様が同じだと、両社で材料を共通使用しているのでは?と思ってしまうほど。材料の厚さも同じですし。しかし、これが悪いというのではなく、万能蒸し器で代用できる、というお話でした。どちらを選ぶかは、皆さん次第です(^^;;
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