「キャンドルパワー」と「ホタル」と「殴られ」の相対数値

ユウ_zetterlund

2007年07月03日 13:20



=仮想調査室 №1:キャンドルナイトに捧ぐ=


「PEAK1 LANTERN 229」の記事で、229の照明度が125キャンドルパワー(90W)であるというスペックを書きましたが、ふと考えると、どうしても納得できません。

明るさの単位の“キャンドルパワー(CP)”は、もともと日本では“”で表記されていました。現在ではCP(キャンドルパワー)です。これは、そのものずばりで、ロウソク1本分の明るさを1cpとした基準です。

これは国際単位として物理などの教科書に掲載されている光度の単位のカンデラ(Cd)と同じもの。カンデラとはラテン語でロウソクを指します。英語の語源のラテン語からすでに使われているわけですね。

でも、どうしても実感として納得できない・・・
たとえばキリスト教で見てみると、礼拝のとき教会の祭壇上にロウソクが灯されますが、ロウソク6本の光量はけっこうな明るさです。これが、つまり6キャンドルパワー(cp)ですね。

ピーク1ランタンの光量が125cp(90w)だとすれば、教会の祭壇の明るさは・・・
125:6=90:x で計算できるので、125x=540540÷125=4.32。つまり、ロウソク6本の祭壇は4.32ワットの明るさでしかない、ということになります。

えーーーうそでしょ!

横の暗がりにオルガン奏者の譜面用として60wの電球がありますが、それよりもはるかに明るいです。

それに、クリスマス礼拝の際には、礼拝者ひとりひとりがキャンドルを持って、祈祷書を読むのですが、125人もの人が灯すキャンドルの明りはけっこうなものになります。ピーク1の明るさは、これと同じ光量ってことなんですね。

Peak1の明りを、いつも、暗めだな・・・と思っていたのですが、スペックと実体験とでは微妙にズレがあるようです。UCOのキャンドリアランタンはロウソクが三本。この明るさはどんなもんだろう・・・と思って自宅にあるロウソクを三本束ねて灯したところ、かなりの明るさです。

3本で、ソロにちょうど良い明るさです。だとすれば、Peak1ランタンでさえ必要充分以上の明るさ・・・コールマンのツーマントルのランタンはロウソクの本数に譬えるなら・・・300本?!これはもう超新星爆発なみってことですね?!

超新星爆発といえば、ノーススターなんて名前のランタンもありますね。友人が使っていましたが、あまりの明るさに闇が遠のいてしまう。というよりも、眩しすぎです。これは僕にとっては、必要以上の明るさでした。

ちょっと調べたら、これは360cp・・・なんとロウソク360本分ですと!なるほど明るいわけです(笑)

しかし、本当にそうなのか、いつかロウソク360本を灯して比較したいものです。いいこと思いつきました!まずは100cp(キャンドルパワー)のランタンを捜し出し、ロウソク100本灯して百物語キャンプをやりましょう(^^;; ふっふっふ

そうそう、ホタルの光量はどのくらいなんでしょうね。キャンドルに及ばぬ単位だと思うのですが、今度、ホタル(Glowfly)の光量を基準にする「1gp」を決めると面白いかもしれないですね。

これが決まったら、次は目から出る火花の光量。

これは殴る(hit)と出るから、一回殴られて出る火花の光量は「1hp」。なーるほど!もしかしたら、これが・・・チキチキマシン猛レースの“ガンセキオープン”のエネルギーの秘密なのかもしれません。ほら、石でできた車に乗った二人の原始人が頭を叩き合って走るという、あれです。

これは仮説ですが、
1000hp=1gp、1000gp=1cp・・・つまりローソク1本分の光量を自らの肉体で確保使用した場合・・・おお!1000000(100万)回殴られなきゃならないではないか!

・・・・こりゃ身が持ちません(^^;;;

(by CLUB NATURE仮想調査室


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