ベッドキット

ユウ_zetterlund

2008年06月03日 12:33

(c)オグショー


前回の記事の補足Verです。

前回はワーゲンバスのキャンパーでしたが、いつも同行させてもらっている山岳会の仲間のひとりが愛用しているのはライトエースのキャンピング仕様。キャンピング仕様とはいっても、車中泊用にベッドキットを導入しているだけですが。

その知人のキットはオグショーという・・・これは俗に言うトランポ専門店、つまりトランスポーターのプロショップの製品です。僕が以前、エンデューロのレースに参戦していた頃、レース用のオフロードバイクのトランスポーター車に、ここのラックキットを愛用していました。アウトドア系とは毛色の違うこのオグショーがベッドを扱っていたんですね。

現在、選択肢として考えているのが、バンコンと呼ばれる「キャンピングカー仕様」、ピックアップ型の荷台に載せるタイプの「キャンピングハウス」、そして「ルーフテント」、「ベッドキット」導入による室内のワンメイク改造のどれか・・・
お手軽さでいえば「ルーフテント」でしょう。これだったらジムニーのルーフにも乗せられて、車を追加せずに車中泊での旅が楽しめそうです。で、ちょっと快適性を追求するのが「ベッドキット」導入による車中泊仕様のワンボックス、です。

もしも現在ライトエース、キャラバンなどワンボックスに乗っているのであれば、迷わず「ベッドキット」にするでしょう。知人はヤフオクで15万ほどでライトエースを手に入れて、ベッドキットを導入しています。このキットの優れている点は、なんといっても簡易キャンパーに変身させてくれる、という点。

ベッド部分はセパレートできるためベンチソファにすることができて、さらにオプションのテーブルを床パネルにワンタッチでセットできるから、一瞬で快適なリビングにすることができます。しかし、山での朝食はたいていインスタントラーメンです(^^;;

このキットは17万近い値段です。

で、僕が注目したのは「BASE床パネル」。4万9800円也。これはワンタッチでハイエースやキャラバンをフローリングに変身させることができるパネルキット。この上にエレクターのパイプキットで骨組みを組み、コンパネをのせればベッドスペースが完成します。コンパネだと硬くて・・・という場合はコンパネにウレタンを乗せて帆布で包み裏側周囲にテープでほつれ止めしてビス止めすれば・・・たぶんものすごくナチュラルなベッド&ソファスペースになるはず。

追加オプションとしてテーブルキットだけそろえておけば、ベッドキットのようにセパレートしたコンパネの通路部分を外し、カフェにすることだってできます。

いろいろと考えを巡らし、僕はデリカD5を第一候補に、この手の方式で改良しようかな、と思いつつあります。もちろんワーゲンバス、あるいはキャラバン、ライトエースも視野に入れています。

◆オグショーのHP
http://www.ogushow.co.jp/index.html

と!!! なんとナチュラムでオグショーのベッドキット、扱ってました!意外です。ナチュラムってこんなに手広くやっていたんですね。価格は・・・ふむ・・・定価です(^^;;


OGUshow(オグショー) BASEロータイプフルフラットベッド200系標準/標準

車中泊用品の王道といえばベッドキット。うれしいことにナチュラムでも扱い始めたようですね。これはトランスポーター専門店として知る人ぞ知るメーカー「オグショー」のベットキット。ナチュラムで扱っているのは快適なフラットベッド・ワイド(ロータイプ)で、価格は16万8千円。ケッコウしますよね。しかし、オグショーにはベース床パネルというものがあって、少しは自作をしてみたい・・・という方であればこの床パネルをセットした上にエレクターなどのパイプキットでベット&ソファのベースを組み立て、縦長にカットし、ウレタンを載せて生地を張ったコンパネの自作ベッドがきっと楽しいです。僕なら時間をかけて手作りする方を選ぶかもしれません。この床パネルキットの優れている点は、なんといってもフロアにセットしても純正のイスのロック機構がそのまま使える、という点です。ということは、シートアレンジは元のまま使える、ということ。これは嬉しいです。

さて、このベットキットはベッド長を180cmに延長してシート面位置を廃止し、ゆったりくつろげるマット上空間が確保されています。180cmなので、僕は少々きつめですが、身長170後半までであればふかふかしたこのベッドに毛布だけで充分寝られます。おまけにベッドマットは汚れたら交換できるファスナー式。出来は非常に良くて、これはこれで捨てがたいものがあります・・・


OGUshow(オグショー) リクライニングフルカーゴベッド200系ハイエースS-GL標準ボティ

同様なもので、より手軽にベッドスペースを生み出すのがこのフルカーゴベッドです。上記のベッドキットと違って、価格が安い上に床パネルも必要としないので、ワンメイク、といった感覚でほんとうに手軽にベッドスペースが作れます。床パネルにパイプの構造体、そしてコンパネによるベッド面製作より若干高いかもしれませんが、リクライニングというのは読書にもいいです。ただし難点は面として作られているのでリビングスペースにはできないですね。車中泊のみを考えれば、これが最も手軽だし快適です。これを供えてテーブル&チェア&タープをベッド下に収納しておけば問題はありません。どちらにするか、悩みどころかもしれません。

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