風防にもなる焚き火台
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CN(クラブネイチャー)流シンプルキャンプ、名付けてシンプソン(シンプ尊)。えと・・・“シンプルキャンプは尊いぞ”っていう程度のものですので、お気になさらずに(笑)
以前より、度々登場させてきた、手のひらサイズの焚き火台。これは数百円の万能蒸し器を焚き火台として進化させたもの。これを、転用とも言う。しかし、転用こそ新たな価値発掘の重要な行為としてCNでは位置づけていて、あらゆるグッズに転用の可能性を探るのである(^^b
で、手のひらサイズの、この焚き火台に見事進化を果たした万能蒸し器であるが、さらに転用を加速させ、今では風防としての潜在能力を如何なく発揮しているのだから驚き、もものき、さんしょのき。シンプルキャンプにとって重宝するのがエスビット&アルコール系ストーブ。しかし、これがめちゃくちゃ風に弱い。テント内炊事なら問題ないのだけれど、登山ではなくキャンプであれば、気持ちのいい景色に囲まれて炊事をしたいのが人情というもの。
けれども、そのためだけに数百グラムといえども荷は増やしたくない。なぜならシンプソンだから。そこで転用の妙!100グラム台の焚き火台の花びらを立てたままセッティング。この朝顔の花の中にエスビットポケットストーブも、アルコールストーブ(ゴトク含む)も、すっぽり納まるのだ。チムニー型風防とまではいかぬまでも、通気性抜群で、風防性能も良好。名付けてディフェンス・フォーメーション・・・アサガオ。
ガンガン燃える強力火力が必要な場合は、フォーメーションチェ~ンジ!オフェンス・フォーメーション、菊花(きっか)。焚き火台としての攻めまくる本性が牙をむく。さらには、風防&ゴトクを兼用すると同時に、携帯時には中にアルコールストーブをすっぽり収容するパッキングフォーメーション、フジツボ。この上で調理し終えたら、そのままアルコールストーブをガッチリガードしザックの雨ブタへポン!このなんと優れたるコンパクト性、携帯性。まさにシンプソンTOOL。
こうして転用に転用を重ね、そのうち頭にかぶるなんてことにならないとも限らない、そんな恐るべき潜在能力を感じる万能蒸し器いや・・・焚き火台なのでありました。
※ナチュラムでコンパクト焚き火台が販売されていますが、使い勝手はダンゼンにホームセンターあるいは100均の万能蒸し器が優れています。万能蒸し器は蒸気を通す穴が無数にあるため、焚き火の際の火持ちに優れるうえ、穴のぶん軽量化が図れます。耐久性は、僕が焚き火台として1年以上使用しているこの万能蒸し器が実証しています。前回の記事の焚き火シーンも、これを使用しています。シンプソンのための優れものアイテムです。
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