アンナプルナ・グラス

ユウ_zetterlund

2009年11月25日 10:29



これは、たぶん30年以上も前のシュイナード・イクイップメント社のギアカタログ。

おや?と思われた方、なかなかの事情通。シュイナード・イクイップメントはパタゴニア創始者のイヴォン・シュイナードが最初に立ち上げたガレージメーカーで、事故による補償問題で廃業に追い込まれた同社を従業員たちが引き継いで立ち上げたのがブラックダイヤモンド。いっぽうでシュイナード・イクイップメントのアパレル部門が独立したのがパタゴニア。

ということで、シュイナード・イクイップメントはブラックダイヤモンドとパタゴニアの原点というわけです。

同社の古いカタログを眺めていると、まさに「光陰矢のごとし」が実感できてしまう。30年ほど前に穴の開くほど眺めまわし、お小遣いを貯金して手に入れたギアの数々が並び、それらを駆使したテクニックまで載っている。ピッケルの制動テクニックも、今となっては使われないものもあって、さすがに時代を感じさせてくれる。

この中にアンナプルナグラス(上右写真)、なんていうサングラスがある。これは当時としてはなかなか最先端のサングラスで、もちろん自分も雪山でこのサングラスを自慢げに使っていた。今見ると、なんだかパーティーグッズの変装グラスに似ていなくもない。しかし、これは現在も山道具屋で手に入ると思う。

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