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Posted by naturum at

2018年04月06日

冬富士登山と、謎のぎっくり首・スマホ首病


頂上小屋の影はかろうじて突風から守られている。
体感気温はマイナス30度以下



先日、紀伊国屋の新書コーナーを眺めていたら、とてもショッキングな言葉に目が釘づけになった。それが今回の記事タイトルの「スマホ首病が日本を滅ぼす!」。ワニブックスの新書だった。

じつは興味を持ったのには訳があった。

2016年の年末、積雪時の富士に登った際のこと。登山記録用に常に持参しているスマホをちょこちょことのぞき込むのだが、あいにくの快晴に加え積雪の独立峰だから四方八方から痛いほどの日差しが襲いかかるので、スマホ画面がまったく見えない。


ガチガチの氷結斜面で冬場特有の偏西風(突風)の合間に撮影
この日、単独登山者が滑落しかかった時、
すぐに岩にぶつかりたいしたケガもなく自力下山していった



思いっきりうつむいて、手で囲ってみるものの、画面を判別するのは至難の業。そんなことを繰り返しているとき“グキッ・・・”と首に痛みが走った。

その瞬間息ができないほどのつらさがおそいかかり、動かすこともできない状況にしばしうずくまってしまったのだった・・・これがぎっくり首だとわかったのは帰宅してネット検索してからだった・・・

つづきは、Clubnature本館で
  


Posted by ユウ_zetterlund at 10:25Comments(0)ダイアリー

2016年09月20日

黒部源流・赤木沢 北アで一番美しい渓




埋蔵金伝説のある折立の登山口からおよそ4時間。

ブナの森の中の九十九折れの急登に汗を滴らせながら至ったのは、雄大な北ノ俣岳や黒部五郎など黒部源流の山々の前に建つ太郎平小屋だった。

ここから薬師岳の裾野にある薬師峠のテント場にテントをデポしてピストン。テントやシュラフ、コッヘル、酒、食料、着替えなどが無くなり、軽くなったザックを背に太郎平小屋から黒部の源流に向けて、ようやく薬師沢に沿って登山道を下ることになる。



続きはClubNatureブログへ  


Posted by ユウ_zetterlund at 10:44Comments(0)【アウトドア遊び】

2016年05月15日

月山・弓張平オートキャンプ場 【1200年前の古道が通るキャンプ場】



弓張平オートキャンプ場は月山山麓の標高634mの高原にある。その高原は月山の裾野にあたり、月山湖と五色沼のちょうど中間に位置する。

今回の目的は月山だった。かれこれ20年ほど前に見た映画「月山」に感銘を受け、その後原作の森敦著の月山を読み、月山への憧れをずっと抱いていた。そして月山に登るときは、近くのキャンプ場で一泊しようとなんとなく目星を付けていたのが「月山・弓張平オートキャンプ場」だった。

ここで過ごしたのは、2015年の8月お盆翌週の平日。目的は登山だったため、キャンプ場についての事前情報は住所とペットOKということのみ。登山を終えた午後3時頃、「時期的に子供たちはまだ夏休みだから、けっこうキャンパーはいるだろうな」と思いながら向かってみると、なんと驚くほど広々自然豊かなキャンプ場の利用者はなんとゼロ。山梨の道志エリアでは考えられないような完全独占状態だった・・・
続きはCLUBNATURE本館へ  


Posted by ユウ_zetterlund at 19:58Comments(0)山キャンプ

2014年12月06日

おでん、熱燗、キャンプの焚き火


冬の道志の森キャンプ場にて




特に木枯らし吹く冬。夕方、コートの襟を立てて、背中をまるめて足早に雑踏を歩く人たちを見ていると、おでんと熱燗が恋しくてたまらなくなってしまう。

月が煌々と輝き、北風が冷たい夜。ひとり心寂しさを持て余すような時、街の人工的なLEDの冷たい光の中に、場末の赤ちょうちんがなんと暖かく見えることか。
電球の光は、聞くところによると、高から低までとても広い波長をまんべんなく持っているのだという。それがあの暖かさにつながっているのだろう。それは、デジタルに較べて、はるかに豊かな音を楽しませてくれるレコードの柔らかな音に通じる。

アナログはデジタルに較べて、膨大な連続した情報を持っている。かつて「アナログチック」という言葉が、何かを馬鹿にするときに使われていた。しかし今、アナログこそが最先端なんじゃないのか、と思えてくる。いや、そうに違いない。

“出来たようだと心で察し、尻に手をやる、燗徳利”

これなんだな。赤ちょうちんに吸い込まれ、カウンターの端に座る色っぽい姉さんと一瞬でも視線を交わせたなら、もうそれだけでむせび泣けるってもんだ・・・

■記事の続きはClubNature本館へ  


Posted by ユウ_zetterlund at 10:14Comments(0)★記憶のかけら

2014年09月18日

白い岩に碧い水の美渓 丹沢・小川谷廊下




やっぱり夏は沢登りにつきる。

うだるような夏の一日、白いゴルジュにキラキラ飛沫をあげる碧い水と、戯れ遊ぶ。
あ~、なんて贅沢なんだろう。

梅雨が明けて2週間目。前の記事の繰り返しになってしまうけれど、山用語で梅雨明け後の2週間は天気が安定することから「梅雨明け十日」と呼ぶ。このときの週末は天気の安定期間最後の土・日だった。

黒部の源流を稜線まで詰めあがり、三俣の山小屋で一夜を過ごせたなら、きっと幸せだろうな・・・なんてことを想像するものの、自由になるのは土曜日のみ。夏の山の香りがぷんぷんするマーラーの5番を聴きながら、あれこれ考えた結果、決めたのは西丹沢の玄倉川・小川谷廊下。

石灰岩が多い丹沢にあって、白い花崗岩のゴルジュに碧き清流が流れる丹沢一の美渓。唯一懸念されることは、あまりにも美しすぎるために多くの登山者が入渓する、ということただひとつ・・・

つづきはこちら
  


Posted by ユウ_zetterlund at 10:07Comments(0)【アウトドア遊び】

2014年09月03日

ホラの貝ゴルジュ




まるで胎内のようだ。

巨大なホールのように、幾重にもドレープした、滑らかな岩肌が周囲を囲む。その女体を思わせる、エロチックな曲線を霊性を帯びたような青い水が流れる。滝壺は白く泡立ち、轟々と流れゆく。その真っ只中に立ち尽くしていると、気が遠くなり、当初感じた威圧感など消えてしまい、たゆたうような心地よさに包まれる。

ここは、まさに胎内そのものだ、とそのとき感じた

梅雨が明け、二週間ほどは天候が安定することを、山用語で「梅雨明け十日」と言う。まさに週半ばに梅雨明けした週末のこと。思いっきり水と戯れたくて、奥秩父は西沢渓谷の東沢にでかけた。

東沢は下からしっかりと沢筋をたどれば、足も着かない深さ数メートルの釜を持つ滝がいくつもかかる。そのフィナーレにあるのが、碧き清流が流れ渦を巻く、まるで石でできたカテドラル、大聖堂のようなホラの貝ゴルジュだった・・・

つづきはこちら  


Posted by ユウ_zetterlund at 14:58Comments(0)【アウトドア遊び】

2014年09月03日

青いヤッケの男

怪談倶楽部 第十九話



回顧するほど古い時代の話ではない。メーカー系の広告代理店に勤務していた時代の出来事だ。

汗がジュッと音を立てて蒸発しそうな毎日が続いていた。暑気なんて言いざまは過去のことで、今となっては熱気、いやいやそんな生易しいものじゃない。灼熱の地獄といってもいいとさえ思えてしまうほどの下界の夏だった。

だから、お盆をはさんだ夏季休暇に計画していた登山は、ボクにとってパラダイス以外のなにものでもなかった。まだ一週間前だというのに、パッキングを済ませ、山のご馳走を想像しながら食糧計画を楽しんでいた。

この時の登山計画はベースキャンプ型。山から山へとハイキングしてテント場を変えるのではなく、一ヶ所に留まり、そこをベースキャンプにして、のんびりと滞在と周囲の登山を気ままに楽しもうという計画だった・・・


つづきはこちら
  


Posted by ユウ_zetterlund at 14:52Comments(0)★山岳奇譚・怪談CLUB

2014年07月20日

丹沢・モミソ沢と、ヤマビル



【丹沢・モミソ沢遡行~大滝上より右岸尾根下降】
先日。今年の沢初めとして、丹沢のモミソ沢を登ってきた。靴はファイブテン社のキャンプフォーとウォーターテニーを用意した。どちらも生粋のステルスラバーのソールだ。

実は、昨年、ファイブテン社のアプローチシューズ「キャンプフォー」が谷川の万太郎谷などで非常に快適だったので、そのテストも兼ねてのモミソ沢入りだった。

モミソ沢の出合には懸垂岩という、クライミングの初級練習に手ごろな岩場があり、ここは常に山岳会などの初心者練習でにぎわっている。10月頃からは、アイゼンでギャリギャリと音をたてて冬期登攀の訓練に精出す人が多くなる。

さて、このモミソ沢。もう30年以上も前のこと。ボクがまだ16歳だった高校1年の冬に山岳部の仲間と登ったことがある。ルートなんかこれっぽっちも覚えていない。ただ、滝をいくつか越えると水がすぐに消えてしまい、後は普通のクライミングゲレンデを登る感覚で最後の大滝まで行ったこと、そして最後の大滝(12m・Ⅳ級)で怖い思いをしたことだけはしっかりと覚えている・・・

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Posted by ユウ_zetterlund at 22:02Comments(0)【アウトドア遊び】

2013年09月10日

苗場山 天上の別天地





なぜか、たまに、飲みたくなる酒がある。

それが純米酒『苗場山』。苗場山のふもと、江戸時代に文人・鈴木牧之(ぼくし)が闊歩した津南町の瀧澤酒造が苗場山の雪解け水で仕込んだ薫り高い名酒。ここでその旨さについて、素人のボクがあれこれ語るほど野暮じゃあないので、ひとこと。

ひとくち含んだ時、口から鼻に抜ける薫りは、さながら苗場山頂の池塘の上を吹き渡る初夏の風のように素直でありながら、幾重にも豊かなうまみを重ねつつ嫌味なくまとまっている。そんな自然なうまさを、さらりと楽しめる極上の酒。

刺激的ではないが故に、真っ白なノートのような贅沢な空白の時にたまらなく飲みたくなる。これは純米酒・苗場山に限った話ではなく登山でも同じ。日常の煩雑が通り過ぎた後の空白の気持ちのときに、ふと身を置きたくなる山。

酒も。山も。何度も味わうたびに、苗場山ってそんな癒しのパワーを持ったリゾートのような存在なんだと、つくづく思うようになった・・・

ところで古(いにしえ)に苗場山を全国的に有名にしたのは、前出の鈴木牧之。それ以前に日本各地の山々を紹介した「日本名山図会」には苗場山は掲載されていなかったから、鈴木牧之が初めて紹介したと言ってもいいのではないだろうか。しかし、なぜ日本名山図会に掲載されなかったのか

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Posted by ユウ_zetterlund at 21:14Comments(0)

2013年09月09日

怪談CLUB「稜線のテント場にて」

怪談CLUB 第十七話


それは、未明のできごとだった。

テントの外でガラリ、と石の音が聞こえた。
その音で目が覚めた。

石の音を立てるというのは、野生動物ではない。人間だ。ボクはテントの中で、じっと耳をそばだて、息を殺して何かの気配を探った。動くとシュラフのサラサラという音が外の何かに気取られそうで、じっと息を殺したまま、しょぼしょぼする目をしばたいた。

月齢15に近いこの夜は、高気圧の影響で雲一つない空のはず。きっと満天の星の上には、銀色の月が輝いているのだろう。テントの中はかなり明るかった。

しばらくしても、いっこうに何の気配もなく、いい加減「気のせいかな・・・」そう思った時だった。

耳元で、本当に耳に唇がつくほどの距離感覚で「ちがうのよぉ・・・」という明瞭な女の声。嘆願するような、喉の奥から絞り出す震えるような声だった。

その瞬間、ざわざわと全身が総毛だった。頭髪さえザワリと総毛立っていた。鳥肌立つという経験は山をやっていて何度も経験したけれど、頭髪が逆立つような感覚はは初めてだった。ぷつぷつという毛穴の感覚は、やがてチリチリと変化し、いつまでたっても収まらなかった。やがて全身に...

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Posted by ユウ_zetterlund at 23:27Comments(0)★山岳奇譚・怪談CLUB

2013年06月22日

アウトドアと酒




山でお酒を飲んでますか?

お酒があるだけで、アウトドアシーンに心のひだが織り込まれ、情景がお酒の力で醗酵し、実に馥郁(ふくいく)たる香りを手に入れるような気がする。

思い起こせば・・・中学時代の夏休みに歩いた奥秩父の十文字小屋では、汗でシャツをびっしょり濡らした年配のおじさんたちが上機嫌でビールを飲んでいた。「ぷは~うめ~」と大笑いする光景は今でも忘れられない。

この時は荒川源流を訪ねたくて、川又から赤沢出合を経由して歩いた。野鳥鳴き交わすブナの森に響く源流の涼やかな水音にとても幸せな気分だった。稜線まで詰め上がり、甲武信岳をピストンして向かった先は、この日宿泊予定だった十文字小屋。そこの前での出来事だった。

美味そうにビールを飲むおじさんを前に、子ども心に“ビールっておいしそうだな”と感じてしまった・・・


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Posted by ユウ_zetterlund at 01:28Comments(0)【アウトドア遊び】

2012年11月21日

丹沢 大山・北尾根で気軽にバリエーションを楽しむ


マーク・トウェインの小説“トム・ソーヤの冒険”の前書きには「かつて少年少女だった大人たちにも読んでほしい」という著者の言葉がある。

ここに登場するのが、実にわんぱくな少年、トム・ソーヤ。そして彼が大喜びしそうなルートこそが今回の「大山・北尾根」だ。

ここの素晴らしさは数々あって、たとえば、紅葉時期の休日にも関わらず、出会うのはわずかに数組だけとか。またたとえば、明るいブナ林の下、静かで豊かで昔と変わらない丹沢ならではの尾根歩きが存分に楽しめるとか。

大好きな人に「どこか身近な場所で、黄葉の中を気持ちよく山歩きできる場所ないかな」と、ふいにたずねられた際に教えてあげたい、とっておきの場所なのだ。

そもそも、このルートの素晴らしいところは一般的な登山道ではなく、かといって難易度が高く苦労する、なんてこともない。つまり、ある程度の山歩きの基礎経験があれば、地形図と踏み跡をたよりに歩ける、いわば入門的なバリエーションルートといったところ。

この、登山本来のちょっとした冒険気分が味わえ、トム・ソーヤも大喜び間違いなしの素晴らしきルートは、北尾根という名のとおり、大山の山頂から北に伸びている尾根だ・・・


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Posted by ユウ_zetterlund at 00:37Comments(0)【アウトドア遊び】

2012年10月25日

丹沢・中津川渓谷のプライベートなカフェ




カフェしてますか?

いま街を歩けば、実にカフェが花ざかり。
老若男女を魅了しているのは、カプチーノに、ラテに、エスプレッソに。深煎り系の香ばしい琥珀の液体だ。それにしても、なぜにこれほどまでに人を引き付けるのだろう。

コーヒーは脳神経細胞を活性化させたり、中枢神経を適度に興奮させる、はたまたその香りがリラックス効果をもたらすなど、じつに多くの働きがある。つまり魅惑の液体というわけだ。

で、どうせならこの魅惑の液体を、とっても気持ちいい魅惑の環境で楽しみたいもの。街のカフェにはオープンテラス席など、屋外の開放感のなかでコーヒーを楽しめる空間も多くみられるけれど、アウトドア好き・山好きなれば、大自然の中で楽しむコーヒーをこそ、最上と位置付けたくなるのは自然の流れか。

そこで日頃から実践しているのが“アウトドア・カフェ”。ザックの雨蓋には、ジップロックに入れた、深煎り豆とアウトドア用の軽量・コンパクトなドリッパーを常備していて、ここは!と思った場所でいつでもコーヒーが楽しめるのだ。

そして、車でアプローチできるアウトドア・カフェの中でも、最高に気分いいのが、裏高尾の炭焼き小屋と、この丹沢・中津川渓谷・・・


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Posted by ユウ_zetterlund at 23:15Comments(0)ダイアリー

2012年10月11日

巻機山 登川米子沢の天国に続くナメ滝




新潟・群馬の二県にまたがり、その頂き周辺には、遠い空を星空を映す天界の鏡のような池塘(ちとう)群が静かに広がる。そして、はからずも古より織姫伝説の神秘を抱えた山。

またあるいは、豊富な積雪を持ちながらも奇跡的にスキー場を持たない、いわゆる登山の「聖域」として知られる山。その頂きから谷川連峰や越後三山などのすばらしい展望が思う存分に堪能できる。

この神秘の山こそ巻機山(まきはたやま)だ。

標高は1961メートル。2千メートルには満たないけれど、苗場山や谷川連峰に負けず劣らず、四季それぞれに魅力的な顔を見せてくれる。山頂から南西に延びる井戸尾根の頂きに近い、ちょうど避難小屋の水場付近と山頂直下を水源とするのが今回旅した米子(こめこ)沢。聖域の山にふさわしく、ゴルジュあり、幾多の壁あり、そして天国に続くかのような壮大なナメ滝がフィナーレを飾る、実に素敵な場所。

学生時代にOBに連れて行かれた際には一日中ガスっていた。それが残念で10年ほど前に夏の晴天を狙ってリベンジを果たした。が、いかんせん使い捨てカメラ数枚分のプリントしかなく、年々プリントの色褪せとともに、またその記憶も年を追うごとに薄れてしまった。そして気まぐれに、ときどき思い出しては、ダイナミックな滝に飛沫をあげながらほとばしる水流や、両側から押し迫るゴルジュ、後半のナメ滝にウズウズしていた。

そんな矢先のこと。山仲間から「米子沢行こうよ」との誘いがかかり、天候不良で一度延期した結果、紅葉も楽しめる10月上旬、巻機山へ米子経由の山旅が実現した。

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Posted by ユウ_zetterlund at 09:02Comments(0)【アウトドア遊び】

2012年05月15日

初夏は、東北の旅へ

やはり東北。

どこぞの代理店が「行くぜ東北!」なるキャンペーンを展開していましたが、だからというわけでもなく、7月は仕事を中断し数週間かけて東北方面の山と自然と温泉をたっぷり楽しんでくる予定をたてた。

のんびりとテント泊しながら付近の山を楽しむというスタイルで、信州から新潟、山形、秋田、青森、岩手、宮城・・と、ぐるっと巡るという、自分にとっては20代の頃の海外遠征登山に匹敵するほどの壮大なプラン。目標到達点は恐山。まあ“山”がつくからというわけではないけれど、このエリアは見聞(けんぶん)の聞(ぶん)しか知らないエリアで、イタコに何やらをしてもらおうという気も無いことはないが、まずは恐山から本州の北限の竜飛崎あたりまで足を伸ばしてみたい、というのが正直な気持ち。

まだ予定の段階で、どうなるかわからないけれど、わくわくしながら脳内でシミュレーションを着々とすすめています。

=東北地方 過去記事リンク=
【岩手の旅】
八幡平 ネイチャートレイル

【青森の旅】
十和田湖 宇樽部キャンプ場
十和田湖の風景(宇樽部キャンプ場)

【山形の旅】
西蔵王公園キャンプ場 まさに北欧系の心地よさ
大野平キャンプ村 まさに穴場のネイチャーキャンプ場

【秋田の旅】
東北カヌーキャンプ 田沢湖キャンプ場
休暇村乳頭温泉キャンプ場
乳頭山に登り、野の湯に入る
木地山高原キャンプ場で温泉入り放題
※現在は温泉が出なくなって閉鎖の可能性もあります。

【福島の旅】
木賊温泉で男っぷりを磨く

【新潟の旅】
新潟の旅:早朝の苗場山に遊ぶ
秘境 のよさの里・秋山郷キャンプ場
野々海高原キャンプ場 新潟の超穴場キャンプ場
 ※現在は荒れ果てている可能性あり。要問合せ。
秘境【銀山平&奥銀山キャンプ場】  


Posted by ユウ_zetterlund at 12:11Comments(0)ダイアリー

2011年10月23日

峠ハイキングへの誘い




山に親しんでいると数えきれないほどの“峠”との出会いがある。数えたことはないけれど、山の名よりも峠のほうが多いようにも思えてくる。

ボクが峠に興味を抱いたのは小学4年の頃。登山を趣味としていた母が山仲間とハイキングででかけた十文字峠に連れて行ってもらった時のこと。母の山仲間のひとりが十文字峠についていろいろと話してくれたその中に、十文字峠は昔は中山道の裏道として多くの旅人がた~くさんこの峠を越えて歩いていた、メインストリートだったんだよ、という話がとても衝撃的だった。

目の前には舗装もされていない、歩きにくい山道が山の中に伸びているばかり。これが昔のメインストリートで、たくさんの人が往来していたと想像したとき、ものすごくワクワクした。それ以後、登山と言うより峠歩きがしたくて山の地図を筆頭に「Backpacking」などバックパッキング系の雑誌を読み漁るようになった。つまり当初憧れていたのはクライミングとか登山ではなく、峠を経巡るバックパッキングだった。

しかし高校で山岳部に入部し、大学山岳部、社会人山岳会と流れるうちに峠のことなどいつしか忘れ、どこぞの主稜だの、なんとかフランケとか北西稜だのとクライミングを続けていた。そんなある時、残雪の奥又白のテントの中で会の先輩が「昔の登山家がしたように徳本峠を越えて上高地に入ろうかな」とぼそりとつぶやいた。他のメンバーは今さら峠越えかよ、と笑って終わってしまったが、しかし、この時ボクの中では少年時代の峠を思うときのワクワク感が蘇った・・・


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Posted by ユウ_zetterlund at 13:55Comments(0)【アウトドア遊び】

2011年10月10日

金山山荘キャンプ場



(9月の3連休でも独占できる穴場キャンプ場)


好きな山はどこかと問われると、はたと困ってしまう。寒帯ジャングルともいえる東北の栗駒山を筆頭に秋田駒ヶ岳周辺や、北アルプス、ふくよかな南アルプスに力強い中央アルプスなどなど、山と呼べる全てが好きなため、うーんうーんと頭を捻り何も言えなくなってしまう。

好きな山は全てだけれど、好きな場所と問われると、ウェストン祭が開催されるウェストンレリーフ周囲はもちろん、何と言っても奥秩父にこの人あり、とも言える田部重治と木暮理太郎の日本登山黎明期を牽引した二人の男のレリーフのある場所かもしれない。

田部重治といえば名著「山と渓谷」が山好きの本棚に大抵見られるけれど、彼と双璧をなす木暮理太郎(こぐれ りたろう)のレリーフがある場所が奥秩父の金峰山麓に位置する金山山荘。周辺は金山平と呼ばれ、かつての金山跡でラジウム温泉の増富も程近い。そして何よりも瑞牆山(みずがきやま)登山口もすぐ間近。

この場所が「好き」な理由はもうひとつあって、それはキャンプの存在。夏休みはもちろん9月の3連休でもほぼ独占状態。静かに焚き火でもして過ごしたい時に利用するかなり穴場的なキャンプ場

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Posted by ユウ_zetterlund at 19:36Comments(0)山キャンプ

2011年10月03日

日向山で山ランチ




<ようこそ、八ヶ岳ビューの特等席へ>


中央線に乗り笹子トンネルを抜けると、青空の下にゆったりとたおやかな峰々を連ねる南アルプスがよく見える。その場所から眺められる北岳、間ノ岳、農鳥岳の白峰三山と呼ばれる山々が昔から大好きだ。

この南アルプスは赤石山脈と呼ばれる。その名の通り「赤い石」が顕著だからそう呼ばれ、それは沢登りで赤石沢などに入れば清流に磨かれた赤い石がとても美しいことからもよくわかる。赤石沢に最後に入ったのはすでに10年も前だから、とても懐かしい。

火山性の北アルプスなどとは生い立ちを全く異にする南アルプスは、フォッサマグナによる地殻隆起によっているため甲斐駒の一部をのぞいて水成岩からできている。その甲斐駒ケ岳や鳳凰三山は花崗岩からできていて地蔵ヶ岳のオベリスクなどの白い山稜部は桃源郷の甲府盆地からでもよく見える。

地殻隆起でできあがっているので森林限界がとても高く、北アルプスの2500メートルに比べ、南アルプスでは2700メートルにまで上昇する。そのために樹木に覆われた濃厚な印象があるのだろう。

さて、この南アルプスの中で、週末ランチを楽しみに家族あるいはひとりでフラリと出かける場所がある。それが八ヶ岳の格好のビューポイントでもある日向山(1659メートル)だ。


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Posted by ユウ_zetterlund at 09:14Comments(0)【アウトドア遊び】

2011年09月16日

白州観光 尾白川渓谷キャンプ場




世の中には多種多様の人が居るように、キャンプ場だって多種多様。これを大まかに分類すると、高規格型と低規格型、そしてこれの中間型に分けられる。

で、この中から、その時の気分や目的によって、設備ばっちり区画きっちりホスピタリティむんむんのキャンプ場にするのか、あるいは・・・♪なんにもない なんにもない まったく なんにもない♪なんていうギャートルズの「やつらの足音のバラード」のような、カタチばかりのポットントイレと最低限の水場しかないキャンプ場にするかが決まるわけです。

しかし、その混雑度合いは格段に前者、高規格型に集中するのではないでしょうか。それだけホスピタリティをアウトドアに求めている方って多いのかもしれないですね。ですから、お盆の時期でも静かにキャンプを楽しみたい時は後者の低規格型キャンプ場を率先してチョイスするのが吉、ということに。

そうでなくても、ここでご紹介しているキャンプ場のほとんどは低規格型の穴場に近い場所が多いのですけれど。

さて、ここ「白州観光・尾白川渓谷キャンプ場」は、もう明確に、完全に後者。低規格型のキャンプ場です。甲斐駒に登山の際にここに前泊したり、下山して日程に余裕がある場合にここで一泊骨休めしたり、なんて使い方をしていました。


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Posted by ユウ_zetterlund at 10:20Comments(0)山キャンプ

2011年09月12日

夏は沢登りで僕らはトムソーヤになる



「あなたは、最近“冒険”をしていますか」
そんな質問をされたら頭を捻ってしまうだろう。それは、きっと、僕らが大人になってしまったからなのかもしれない。

思い起こせば少年時代。手足に生傷を作りながら藪に飛び込み、ドブ川横の野原を探検し、それでも飽きたらずに小さな庭の木の茂みの影や、あるいは家の中の納戸だって。想像力たくましいわんぱく少年にとっては、なんでもかんでも“冒険”の対象になったし、未知の体験との遭遇がそこにはあった。

“冒険”という言葉にワクワクしてしまう大人はきっと多いに違いない。今の子供たちのことは知らないけれど、ちょうど僕らの世代であればマーク・トウェインの「トムソーヤの冒険」とか映画の「スタンド・バイ・ミー」などを知っているのではないだろうか。で、もちろんBGMは“When the night has come. And the land is dark~~~”で始まるベン・E・キングの「スタンド・バイ・ミー 」です。


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Posted by ユウ_zetterlund at 17:01Comments(0)【アウトドア遊び】