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2007年05月11日

悩ましいストーブとランタン

悩ましいストーブとランタン


9連休を楽しんだ方も多いと思う今年のGW。キャンプ好きな皆さんがどのように過ごされたのか、とても興味があります。中には、まるまるキャンプしたなんて羨ましい人もいるに違いない。

僕はといえば、キャンプしたのは結局のところ三日ばかり・・・少々心残りなGWではありました。さて、キャンプと一口に言っても、タイプはさまざま。スクリーンタープや大型テントに豪華なキッチン、リビングまで設えるものから、シンプルなバックパッキングタイプまで。必然、その都度タイプに合わせた道具のチョイスが求められることに・・・
たとえば上高地の徳沢園のテント場に行くときと、高規格型のオートキャンプ場に行くときではテントから火器類までまったく異なるチョイスになります。

悩ましいストーブとランタン当初、僕はコストパフォーマンス&対応力を満足させるために、道具選びに相当に頭を悩ませていました。コールマンの大光量のランタンは欲しいけれど、それだとオート以外では苦労するし・・・とか、ガスカートリッジ(キャンピンガス、プリムスなど)をどれかひとつの規格にするべきだ・・・とか、ガスとガソリンの二つを持つよりガスかガソリンどち
悩ましいストーブとランタンらかにしたい・・・とか。

こんなことを考えていると、とてもキャンプどころの話ではなく、そもそもキャンプ以前の道具選定の段階で座礁している気分になってきます(^^;; 

こんなことに頭を悩ませていたあるときのこと。所属するアウトドアクラブの仲間とクライミングに出かけたその夜。ベースにした廻目平のキャンプ場で仲間が車のトランクから取り出したひとつのテントに目がクギ付けになりました。底のシートが安っぽいブルーシート素材の、どこのブランドかも皆目見当つかない三人用ドームテントです。

怪訝に見つめる僕に彼は“別に山岳用テントの必要もないでしょ。これで充分雨風はしのげるしね”と笑いました。彼はどこかのディスカウントストアで、それを三千円ほどで手に入れたのだと笑います。

高さも1300ミリ以下だし、フライもついてる。ポールはグラスファイバーだけれど、この小ささなら張り綱さえしっかりしておけば、風でも問題ありません。実際にそこで一夜を過ごしましたが、非常に快適。

悩ましいストーブとランタンその夕食の時も、彼が持ち込んだ道具に驚きました。山で見慣れているのとは異質のストーブとランタンが目の前に。それは、いづれも家庭用のガスカートリッジを使用するイワタニのストーブとランタンです。サイズはややコンパクトさに欠けるものの、火力も光量も必要充分。おいしいスープとソテーがたちまちできあがる。

“これでいいんだよ。充分さ。日本にはいいものがあるよ。どこでもカートリッジが買えるなんて素晴らしい”

僕はこの夜から、少しだけ考え方が変りました。常にスペックに対して全力投球する必要はない、ってことに気付きました。そして、さっそく手に入れたのが上の写真にあるストーブとランタン。どんな田舎の雑貨屋でも手に入るカートリッジを使用できる火器です。

これまでオートキャンプ時に、メインのガソリンランタンとテーブル用にキャンピンガスのランタン。ガソリンのツーバーナーに、プリムスのストーブなんてちゃらんぽらんの道具で悩んでいましたが、これ以降は“ツーバーナー&ガソリンランタン”と“イワタニのテーブルランタンとテーブルストーブ”という組み合わせになったのです。

で、上高地のように車の入れない場所でのミニマムなキャンプの時は、小さなテント、コッヘルに、このテーブルランタンとテーブルストーブ。当然、カートリッジが高価なプリムスのストーブなどは、クライミング時のみの使用となりました。

ものすごくスッキリです。それに、このテーブルランタン&ストーブだと奥さんでも気軽に使えますし、釣りやら近所の森のハイクなんかでも、ガンガン使えるし気軽にザックに放り込めるサイズです。

これに、カートリッジ間のガスを自由に詰め替えることができる“詰め替え君”を手に入れれば僕的には完璧です。とりあえず今のところは、これでコンプリートってところでしょうか(^^♪

それと、これはあると便利な小物です。

スノーピーク(snow peak) ガス抜パンチ
スノーピーク(snow peak) ガス抜パンチ


キャンプ場や家庭でもけっこう重宝するものがコレ。僕はこれまでキャンプ場でガスカートリッジを廃棄する際に、金属ペグや千枚通しに毛が生えた穴あけでガス抜きしていました。しかしペグだとパワーが必要なうえ力が加わるので火花発生の危険も。火花によって残ガスに引火する危険もないとはいえません。しかし、ガス抜きせずに破棄したカートリッジがもとで、ゴミ回収の方が爆発リスクを負うのも不本意だし・・・ということで、このガス抜きパンチの登場。千枚通しの場合携帯するのに気を使い、前回など奥さんが指先をチクリと刺すなんてことも。しかしこれなら、先端保護のキャップがついていて、使用する際にクリクリと回して針を出す、という仕組みで安全です。携帯するにも安心だし、何よりも千枚通しなどより格段にコンパクトな手の平サイズ。これ、けっこう重宝しますよ!おすすめです。

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この記事へのコメント
おなじく!(^^)
これ自分も使ってまっす!
ついでに家庭用のカートリッジ式のガスコンロも持ち込んで、ダブルバーナーなしで楽しんでます(^^)
Posted by fumi at 2007年05月11日 10:35
ユウさん、こちらでははじめましてですね。
わたしもイワタニのテーブルランタン、持ってます。組み合わせるコンロはユニフレームですが。
なんといっても、どこでも手に入るカセットガスというのが、万一の時の安心ポイントですよね。
Posted by ろんがあ at 2007年05月11日 20:19
fumiさん>あれれ、知ってたんですか(^^; 知らなかったのは僕だけだったのかぁ!
Posted by ユウ at 2007年05月12日 00:34
ろんがあサン>ろんがあさんもユーザーだったとは!トランギアのアルコールバーナーとコレは小さいけれど頼もしいです(^^ いつもカートリッジはMAXでも2本のみ。不足分は現地の雑貨屋調達です(^^;
Posted by ユウ at 2007年05月12日 00:37
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