ClubNature　ダイジェスト版

気のせいなのか、例年になく、という言葉がここのところよく聞かれます。

例年にない寒さ、例年にない降雨。ほかにもまだあったような気がします。その全てがなんとなく温暖化に結び付けられて考えられているようですが、僕はどうにも半信半疑の域ではあります。

そういえば極地圏などは寒さが増しているという観測データもあるようですが・・・

ここ数日は先週とはうってかわって、かなりの陽気でしたね。外房は陽射しも強く、日中ではシャツ一枚で気持ちよく過ごせました。

千葉といえば平坦地ばかりという印象ですが、今日ドライブしてみていろいろと新しい発見がありました。海岸道路を南下して勝浦あたりまで行くと周囲は鬱蒼と茂る森と丘陵を駆け上がるような道があります。



なんだか猛スピードで走っているように撮れてしまっていますが、速度は５０キロ以内です。デジカメの設定ミスでこんなのが偶然に撮影できてしまいました（笑）

そこに彷徨いこんでみて「あれ？」と思いました。その光景は山梨の白州や裏高尾あたりの森とまさにうりふたつ。今まで慣れ親しんでいた山梨にいつの間にかワープしたような、そんな懐かしい気持ちになりました。

周囲の山ではそろそろ紅葉が始まっています。本格的に赤味が増すのはおそらく来週の週末あたりからでしょう。引越しして田舎暮らしをはじめてからまだひと月。古家の巨大な屋根裏部屋の隙間を発泡ウレタンでコーキングしたり、外壁の割れ目に充填材を入れたり。けっこうたいへんです。

ドライブとか出かけるのは車で１０分圏内・・・もっぱら地元ばかりです。ということは、これが初めての外房ドライブ。山の上から眼下の森や山並みを眺め、そのまま房総の中央部へと移動。




中央部には高橋尚子さんがよく練習していたという長柄（ながら）の町があります。ここは僕の白子町とは正反対の山の町。山と谷が気持ちよく入り組んでいて、山の麓の平坦な場所に出ると小さな集落があったりします。




集落には昔懐かしい里山風景がいまでもそのまま残っていて、そこの家々から煙がたなびいています。これは焚火の煙。僕の住む白子でも、周囲の農家から日課のように焚火の煙が立ち昇り、それがじつにいい香りです。焚火好きならウットリしちゃいます(^^;;




写真は山間を抜けた場所の集落。紅葉の気配も感じられます。中央部の渓谷は、きっと来週あたり、かなりの人出になるでしょうね。いこうかどうしようか・・・今悩んでいます。こちらに越してきてからというもの、日課だった六本木や青山の喧騒から完全に逃れた暮らしをしています。わざわざ人ごみに入るのは・・・

そろそろ朝夕は息が白くなる頃。さきほど外で息を吐いてみましたが、気温が高いためなのか・・・それとも海の近くだからなのか、息が白くなりません（笑）　まあ、そのうちざわざわと乾いた音をたてて木枯らしが吹き始めるのでしょう。

風邪など引かないよう、冬のアウトドア楽しみましょう♪

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