2009年01月21日
世界が無色になる前に キャンプ天国な冬の房総へ
無色の世界には住みたくない・・・そうは思っていても、じつは無色になったことすら気づかないでいたりするんだろうな。そんな状態になりたくないと願うばかりだ。
どういうことか。それは、同じ色を見続けていると、しばらくすると視野から色彩が消えてしまう、という事実。人は単色だけを見続けることができない仕組みになっている。赤をじっと見続けると、赤色が消え去り、ただぼんやりとしたグレーのような無色の世界となってしまう。赤というものが識別できなくなったしまうのだ。
赤と補色関係にあるのが緑。この二色は互いを強調しあう関係にある。クリスマスのカラーリングだ。人間の意識は緑と赤を行き来し、お互いの色は強調され続けて消え去ることはない。これは色の世界の話。
同じようなことは季節にも。自然に対する類まれなほどの敏感な感受性がはぐくまれてきた日本という文化的背景には、四季が明確な日本という風土があってこそだったのではないのか、と思わずにはいられない。
秋があり、冬があり・・・
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Posted by ユウ_zetterlund at 12:02│Comments(0)
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