2009年10月26日
木賊温泉で男っぷりを磨く
混浴から出てきた若いご夫婦
世の中に秘湯と呼ばれる温泉は有料無料ふくめて数多い。その星の数ほどある中の、これぞ温泉の原型か、とも思うのが木賊温泉。木賊(もくぞく)と書いて「とくさ」と読む。
「とくさ」は「砥草」。細い棒状の形状で、草の表面にケイ酸が硬化したものがあり、指でなぞるとまるで細かな紙やすりのような感触があり、この茎で砥ぎを行うことができるので「砥草」。かつての木地師などは砥草で木を磨いていたし、意外なところでは滝廉太郎をはじめ、多くの古きオシャレな方々は砥草で爪を艶やかに磨きあげていた。
この砥草の仲間にスギナという草がある。ボクはスギナを山ほど採取し乾燥させたのを煎じて飲んでいる。このスギナの効能がまた素晴らしく、悪き物を対外に出してしまうらしい。なんでも子宮筋腫なども流し出してしまうと聞いたことがある。免疫力を高めるのだったか、とにかく以前身体が不調の際に薬草の本を調べスギナを飲み始めすっかり改善されてしまった。
これらは古くは「もくぞく(木賊)」と呼ばれた薬だったため、木地師の「とくさ」の呼び名が漢字に当てられ、それで木賊と書いて「とくさ」と呼ばれるに至ったのだと思う。
さて、こうした漢方の名が付いた木賊温泉は、その名の通り素晴らしく疲れた身体を癒してくれる。
つづきはこちらClubNature+へ
Posted by ユウ_zetterlund at 10:00│Comments(0)
│【アウトドア遊び】
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。