2010年09月04日
奥秩父・竜喰谷 (秩父最奥の沢登り)

撮影:いのうえさん(blog 放置民が行く)
※記事中、赤いヘルメットがボク、グレーのヘルメットが井上さん
今回の沢登りは実に気味の悪いことから始まった。
長いこと登山をやっていれば、このブログ中の「怪談CLUB」カテゴリの記事にあるような実に気味の良からぬ事との遭遇はあるものだ。ボクは日常では幽霊・妖怪・怨霊の類など屁でもない、なんて顔しているのだけれど、怪談CLUBで記事にせず秘匿していることもまだ幾つか存在し、本音を言えばこうした不気味を何度か体験したことで、けっこう怖がりに拍車がかかってしまっていたりもする。当然これは、学生時代に化学(ばけがく)を専攻していたから、なんていうわけではないと断言する。
さて、今回の沢は猛暑に気持ちいい沢ということで、泳げる淵あり、美しいナメあり、そして登攀できる滝ありの、楽しさ気持よさテンコ盛りの、奥秩父・多摩川一ノ瀬川水系の竜バミ谷。パートナーはフォトグラファーであると同時に放置キャンプの同好の士を取りまとめる井上さん(Blog放置民が行く)。
この沢、“竜バミ”なんて名前から、かなり恐ろしい沢を連想しそうだけれど、どっこい最高に素晴らしく美しい沢なのだ。つまり名と実態は真反対。おいらん淵の上流に位置するここは戦国時代、武田家の“竜喰金山”なるものが存在していたことから人を寄せ付けないためにこのような恐ろしげな名がつけられたのだろうと想像できる
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Posted by ユウ_zetterlund at 11:46│Comments(0)
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