2007年04月07日
ツーバーナーのジェネレーター交換
最近ではあまり持参しなくなりましたが、以前はダブルバーナー・・・つまりパワーハウスツーバーナーはオートキャンプに出かけるときは必ずといっていいほど持参していました。現在このツーバーナーは倉庫で静かに眠っています。そろそろ出さなきゃな、とは思っているんですが・・・
オートキャンプを始めて二年ほどしたころのこと、このツーバーナーに異変が起こり始めた・・・
真っ赤な燃料タンクから真鍮の細い棒(ジェネレーター:気化ガスをバーナー燃焼部に送る真鍮の細い棒)が伸びていますが、その棒の先が入る燃焼部分の下からチロチロ・・・・っと炎が洩れ始めたのです。当初は不完全燃焼のガスがたまって、それが中から洩れたものに引火しているんだろうな、ぐらいにしか考えていなかったのですが、気をつけて観察すると、チロチロ炎は毎回の現象。
僕は当初これがわからずにジェネレータ部分の破損だとかたくなに思い込んでしまい、ショップでジェネレーターを購入し交換。ジェネレーターは金額的にも3千円以上もしますし、決して安いものではありません。
交換してから二年ほどは安穏無事。バーナーはゴーゴーと頼もしく炎を吐き出していました。が・・・なんということか、ある日ふたたび、バーナーの下からかつて悩んだチロチロ炎が見えているではないか。「あれれ??」と思って、今度はジェネレーターをじっくりと調査。先端の六角形のナットのネジ山の境目あるあたりから炎は出てます。
それを見て「もしや・・」と思い適合するスパナを購入しその部分を増し締めしてみました。案の定、炎はぴたりと止まった。どうやら”チロチロ炎”の原因はジェネレーターがバーナーの熱によって膨張と収縮を繰り返したため、先端の六角形のナットが緩んでしまった、ということらしかった。
この増し締め作業で大切なことはジェネレーターの根元をレンチで固定しつつ、先端の六角形の部分を締める、ということ。これをしないと燃料タンクに取り付けられた根元の部分に影響してしまいます。
念のため、コールマンのパワーハウススーバーナー“413H499J”に適合するジェネレーターは“R426-562J(462-5621)”ですが、これは現在メーカー在庫切れ。もしも店頭で見かけ、お小遣いに余裕があれば予備として入手しておいてもいいかもしれません。
しかし、根元の炎などは、こうした増し締めによって解消できます。コールマン製品を愛用している方であれば大抵はキャンプ道具メンテナンスTOOLとして持ってはいると思いますが、あれば便利なものを以下に・・・
Coleman(コールマン) スーパーレンチ
このレンチはコールマン製品のナットサイズに特化されたもので、これひとつでギアの様々なメンテナンスに活躍します。
パワーハウスツーバーナーはメンテナンスしつつ大切に使用すれば、ほぼ一生使える(かもしれない)ギアです。本体は使用するにつれて錆びたりペインがはげたりしますが、それでも使用後は水拭きや中性洗剤をしみこませたウェスで掃除。そしてバーナー部の汚れやサビは、ワイヤーブラシで磨くなどすれば機能は保たれます。はげた部分は同色の塗料で塗っている友人もいますが、僕は錆止めのみ。汚れや傷も勲章のひとつと考えています(^^;
あ・・・そうでした・・・GWのキャンプであると非常に重宝するものがあります。この時期、冷え込みはしますがヒーターを持っていくのもかさばるし。そこでこんなものがあります。これは僕も昨年末に入手したものです。
Coleman(コールマン) 遠赤ヒーターアタッチメント
使用方法は、コールマンのシングルコンロの上にのせるだけ。いつもどおりに点火すればたちまちまっかっかになって、じんわりぬくぬくです。これは夏場の山間部での冷えるキャンプでも便利。このアタッチメントが一つあれば重宝します。そしてなんと言っても、ヒーター使用中でも上で調理できちゃうっていうのがすごいと思いませんか!小さいし軽いし、これはなかなかの優れものだと思いますよ。
最後に・・・ちょうどツーバーナーの話題が出たのでちょうどいいので。“98年にパワーマックス・ツーバーナーをご購入されたお客様へ”とのリコールのお知らせを知ったため、ここにも掲載します。
下はメーカーHPにあるジェネレーター交換手順です。
(c)coleman.
ClubNatureメインはこちら
僕は当初これがわからずにジェネレータ部分の破損だとかたくなに思い込んでしまい、ショップでジェネレーターを購入し交換。ジェネレーターは金額的にも3千円以上もしますし、決して安いものではありません。
交換してから二年ほどは安穏無事。バーナーはゴーゴーと頼もしく炎を吐き出していました。が・・・なんということか、ある日ふたたび、バーナーの下からかつて悩んだチロチロ炎が見えているではないか。「あれれ??」と思って、今度はジェネレーターをじっくりと調査。先端の六角形のナットのネジ山の境目あるあたりから炎は出てます。
それを見て「もしや・・」と思い適合するスパナを購入しその部分を増し締めしてみました。案の定、炎はぴたりと止まった。どうやら”チロチロ炎”の原因はジェネレーターがバーナーの熱によって膨張と収縮を繰り返したため、先端の六角形のナットが緩んでしまった、ということらしかった。
この増し締め作業で大切なことはジェネレーターの根元をレンチで固定しつつ、先端の六角形の部分を締める、ということ。これをしないと燃料タンクに取り付けられた根元の部分に影響してしまいます。
念のため、コールマンのパワーハウススーバーナー“413H499J”に適合するジェネレーターは“R426-562J(462-5621)”ですが、これは現在メーカー在庫切れ。もしも店頭で見かけ、お小遣いに余裕があれば予備として入手しておいてもいいかもしれません。
しかし、根元の炎などは、こうした増し締めによって解消できます。コールマン製品を愛用している方であれば大抵はキャンプ道具メンテナンスTOOLとして持ってはいると思いますが、あれば便利なものを以下に・・・
Coleman(コールマン) スーパーレンチ
このレンチはコールマン製品のナットサイズに特化されたもので、これひとつでギアの様々なメンテナンスに活躍します。
パワーハウスツーバーナーはメンテナンスしつつ大切に使用すれば、ほぼ一生使える(かもしれない)ギアです。本体は使用するにつれて錆びたりペインがはげたりしますが、それでも使用後は水拭きや中性洗剤をしみこませたウェスで掃除。そしてバーナー部の汚れやサビは、ワイヤーブラシで磨くなどすれば機能は保たれます。はげた部分は同色の塗料で塗っている友人もいますが、僕は錆止めのみ。汚れや傷も勲章のひとつと考えています(^^;
あ・・・そうでした・・・GWのキャンプであると非常に重宝するものがあります。この時期、冷え込みはしますがヒーターを持っていくのもかさばるし。そこでこんなものがあります。これは僕も昨年末に入手したものです。
Coleman(コールマン) 遠赤ヒーターアタッチメント
使用方法は、コールマンのシングルコンロの上にのせるだけ。いつもどおりに点火すればたちまちまっかっかになって、じんわりぬくぬくです。これは夏場の山間部での冷えるキャンプでも便利。このアタッチメントが一つあれば重宝します。そしてなんと言っても、ヒーター使用中でも上で調理できちゃうっていうのがすごいと思いませんか!小さいし軽いし、これはなかなかの優れものだと思いますよ。
最後に・・・ちょうどツーバーナーの話題が出たのでちょうどいいので。“98年にパワーマックス・ツーバーナーをご購入されたお客様へ”とのリコールのお知らせを知ったため、ここにも掲載します。
■回収・交換のお知らせ
・対象:98年型パワーマックス・ツーバーナー(9910-750J)
・回収理由・ヒートシールド(遮熱板)の容量不足により、バルブ内部が変形しガスが止まらなくなる事があるため。
詳細は以下メーカーHPで。
http://www.coleman.co.jp/after_service/caution/9910_750j.html
下はメーカーHPにあるジェネレーター交換手順です。
(c)coleman.
ClubNatureメインはこちら
Posted by ユウ_zetterlund at 00:51│Comments(4)
│【アウトドア遊び】
この記事へのコメント
こんばんわフミヤです。移転先はコチラですか。この一月ほどで二度の移転とは、なかなか大変そうですが(笑)グッズ類のセレクトもも以前より整然としててみやすくなったようにも思えます。今回は書籍はやらないのでしょーか?以前ご紹介されていて購入したコンラートローレンツ、ひじょーに面白かったです。面白いアウトドア写真が撮れましたらメールでアタッチしますよ。ではでは~
Posted by fumi at 2007年04月07日 04:27
どうも、お久しぶりです!お江戸方面にかまけておりまして、キャンプ方面は手薄にしてました(^^;;
いろいろと試行錯誤の末に、とりあえずここに落ち着いてちょっとの間、様子見しようか・・・といったところ。
まあ、長い目で見てやっていただけると嬉しいです(^^;
いろいろと試行錯誤の末に、とりあえずここに落ち着いてちょっとの間、様子見しようか・・・といったところ。
まあ、長い目で見てやっていただけると嬉しいです(^^;
Posted by yu at 2007年04月07日 21:15
再びーーー426のジェネレーターですが、近所のワイルドワンに10個ほどありました。ですのでひとつ予備に購入しました。もう五年ほど使っていて、そろそろあぶないかなと思っていた矢先のことでしたので。よかったです。
Posted by fumi at 2007年04月12日 23:30
fumiさん>ランタンなども永く使用しているとジェネレータが傷みますし、ポンプカップ同様に予備はあったほうがなにかと安心ですしね(^^♪
Posted by yu at 2007年04月14日 00:01
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。