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2007年05月13日

無料温泉入り放題【木地山高原キャンプ場】

無料温泉入り放題【木地山高原キャンプ場】


濃い温泉が密集するのはご存じ東北地方。乳頭温泉、水沢温泉、国見温泉、夏油温泉、松川温泉、恐山温泉、八幡平温泉、泥湯・・・もう数え上げたらきりがありません。

こんな温泉三昧を堪能できる東北地方でも、関東圏から一泊キャンプが余裕でできるといえば・・・僕的には東北道・一関インターまでと思っています。もちろん人によっては田沢湖だって平気っていう人もいると思うんですけれど、それだとキャンプ場に到着してからトレッキングランチがキツそうではあります。で、このエリアには人気の“とことん山キャンプ場”筆頭に実に多くのキャンプ場が・・・
無料温泉入り放題【木地山高原キャンプ場】中でも素敵なのが“木地山高原キャンプ場”です。場所は宮城県と秋田県が接するところ。大噴湯が楽しめる子安峡温泉の目と鼻の先です。このエリアには“とことん山キャンプ場”もあります。森の中で内に回帰するような“とことん山キャンプ場”と、青い水面を眼前に眺める開放感いっぱいの“木地山高原キャン
無料温泉入り放題【木地山高原キャンプ場】プ場”。印象はまるで正反対ですが、どちらも素晴らしいキャンプ場です。僕は、なぜか木地山ばかりを利用(とことん山は散策程度)していますが、たとえば夏場の暑い盛りには“とことん山”のほうが日差しが木立に遮られていくぶん涼しいです。で、春と秋は、木地山がいいですね。なんたって無料で入れる露天風呂がいっぱいありますから。

無料温泉入り放題【木地山高原キャンプ場】地元では“木地山キャンプ場”と“木地山高原キャンプ場”と、二つの名称で呼ばれていますが、どちらも同じ施設を指しています。キャンプ場の目の前には木地山高原の中で最も大きい桁倉沼(けたくらぬま)が広がっていて、印象としてはキラキラまぶしいブルーとグリーンです。周辺はブナ原生林に覆われており、ミズバショウも周囲にいっぱい。子安峡温泉の喧騒やメインの道路からも離れているので、観光客の姿もなくて、聞こえてくるのは水面を渡る風の音ばかり。人といえば写真撮影する人の姿がちらほら。

無料温泉入り放題【木地山高原キャンプ場】特筆すべきはこの自然環境のほかに温泉です!男女別のとっても広い露天風呂があり、湯船は男湯だと広々した中に5つもあって、どれに入ろうか毎回迷います。硫黄の成分が多く含まれる化粧水のようなぬめり感のある源泉がこんこんと掛け流されています。湯船からはすぐ横の源泉から立ち上る湯気も見えます。こんな素敵な温泉なのに、キャンパーは入浴は無料なんですからたまりません。湯治キャンプだってできちゃいますよ、これは。

寝起きにひと風呂。太陽にきらきら輝く周囲の山のブナを眺めながらひと風呂。そして夕食前に夕日を眺めながらひと風呂。さらに、頭上いっぱいに遮るものなく広がる満天の星空を眺めつつ、寝る前にもうひと風呂・・・これぞ温泉キャンプの醍醐味でしょう!

ここに飽きたなら子安峡温泉や硫黄で濁る泥湯、川原毛地獄、大湯滝などもすぐの距離。

とにかく非常に静かで気持ちの良いキャンプ場です。桁倉沼(けたくらぬま)ではコイやヘラブナが釣れるらしいのですが、ファミリーキャンプで“へら釣り”なんてシブすぎでしょうか。コイだったら吸い込み針を投げ込んで、鈴が鳴るのをコットで寝て待つのも悪くないかもしれませんね。なんたってサイトから、まんま釣りできちゃうんですから。区画型もフリーサイトもオートキャンプは不可ですが、しっかりした駐車場が目と鼻の先にあって、荷物の搬入搬出はサイト脇の舗装路に車を横付けできるので、ほとんどオート感覚。とにかく、周辺には散策対象が山ほどあるし、どこを眺めても美しい景色ばかり。ここは何度か行きましたが、いつも空いてていいキャンプ場です。

無料温泉入り放題【木地山高原キャンプ場】今年のGWの営業は5月3日からでしたが、営業日前だということもあり管理人さんのご好意により無料で使わせていただきました。もちろん炊事場やトイレは使用できましたし、温泉だって入り放題でした。これで無料とは・・・・まさに天国です。ちなみに普段は一人820円。

ここの難点をあげれば・・・全面が青い湖のような沼のため風の影響をもろに受けること。伊豆の雲見キャンプ場同様に、風の強い日のために風対策は必要です。でも、対策っていってもタープ程度のことなので・・・(笑)

木地山高原キャンプ場(★★★☆ 夏場は3、春秋は3.5)
■場所:秋田県雄勝郡皆瀬村川向字桁倉地内
■連絡
・管理事務所 TEL(0183)47-5522
・皆瀬村役場商工観光課TEL(0183)46-2111
■開設期間:5月上旬~11月第1日曜
■設備
・テントサイト:フリーサイト(芝地)40張り(目視:公称データでは60張りとなっているが、フリー40張り+区画7+α張りだと思われる)、区画サイト(砂地:カマド、ベンチ、イス付き)、露天風呂(男女別、24時間、男湯は4畳半ほどの露天風呂を筆頭に5つ確認、女性も複数あると思われる)、トイレ×2(杉材の清潔なトイレ、水洗、紙あり)、炊事場、清涼飲料水の自販機、ファイヤーサイト、駐車場
■通話可能携帯:DoCoMo(FOMAプラスエリア対応機種)、au
■料金:大人820円、小人410円(何れも入湯料込み)
■木地山高原キャンプ場インフォメーションHP
http://www.pref.akita.jp/rinseika/hureai/areamap/kurikoma/kukoko/ku_02.htm
http://www.minasekc.com/sub4-4.htm
http://kanko.gnavi.co.jp/spot/26/5000426.html

【キャンプ場の独断評価基準:最高五つ★】
    (-1) ← 0 → (+1)
清潔度 (汚い・まあまあ・きれい)
自然度 (団地的・箱庭程度・自然充分)
快適度 (不快・どちらでもなし・快適)
静寂度 (都会の公園並・公園並・静か)
景観度 (不満・まあまあ・満足)
★---1point、☆---0.5point

地図はこちら

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この記事へのコメント
ダッチの書き込みついで。
このキャンプ場、温泉がいっぱいあっていいっすね!たしか友人がこのキャンプ場に毎年GWに長期間行っていたような気がしますた。自分は釣りに興味ないので、温泉ばかりになっちゃいそう。そいじゃまた!
Posted by 鉄男 at 2007年05月14日 07:52
鉄男さん>まさに温泉三昧ですよ。温泉の横にマットひいて寝てもいいかな、って気になります(笑)
Posted by ユウ at 2007年05月18日 21:41
お~、GW来られていたんですか!!!

小野川湖情報ではお世話になりました^^
とことん山&木地山・・・・24H入り放題な温泉キャンプ場を経験してしまうと~なかなか他にはいけません。
ということで6月第1週目は「とことん山」に行ってきました♪
ですが・・・・この記事を読んでいますと木地山にすべきだったかな~~~と後悔しています!
地元民よりも奥が深いレポ~こんなに素敵に紹介して頂けて県民として嬉しい限りです!
来週は田沢湖あたりをプカプカしようかな~と思っております。
Posted by akasatana at 2007年06月05日 09:19
akasatanaさん>どうもこんにちは!小野川湖、いかがでしたか?僕は磐梯を越えて秋田に進入していました(^^; それにしても、東北はうらやましいです!素敵な温泉と素晴らしいキャンプ場が目白押し・・・実は奥さんが秋田なんです。でも秋田に行こうというと、新鮮味がないようで、いつもぐずります(^^;; 田沢湖・・・あそこもきれいだし・・・田沢湖といえば水沢温泉!プールのように広い湯船で、空間を持て余しつつ湯につかるのも、いいですよね(笑)
Posted by ユウ at 2007年06月05日 21:16
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