2009年08月10日
聖なる山の清き場所
クリックで拡大(コロボックルヒュッテのカフェ)
俗化されていない場所にカムイがいる。
精神的なものとして考え始めると、もうボクなどの頭では面倒くさくなるので、たとえばシンプルに距離感とか困難さとかにするとわかりやすくていい。
たとえば高山や深山幽谷の奥とか、洞穴とか、ニライカナイのように水平線の彼方とか、天の高みに刻々と運行する星辰とか、太陽とか、月とか・・・
そういった場所は気軽に人がアプローチすることができない。人が到達しにくいから日常ではない。そんな非日常こそカムイの住まいがふさわしいのだろう。
ネイティブニッポンの人々の間に語り継がれてきた存在がある。それはコロポックルという小人。ヤマトビトの言葉ではない。ヤマトタケルらに追い立てられ、攻め立てられた人々の間の言葉だろう。コロポックル、カムイ、トッケ(峠)などなど、多くの言葉が山にまつわる地名に残されている。
トッケに当てられた文字は峠。この“峠”は日本人が作り出したおびただしい文字のひとつだ。
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Posted by ユウ_zetterlund at 10:21│Comments(0)
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