2009年05月20日
憧れのゼロポイント
自分自身にたいして、モンベルそれもゼロポイントというブランドに、憧憬にも似た一種の憧れを持っているなぁ・・・と感じることがたまにある。
それはガレで埋まった奥深い谷あるいは渓谷、山道で、ぺちゃくちゃと茶飲み話に花咲かせることなく、まるで修行僧のようにただ前方の一点だけを見つめ、一様に無言で軽やかに歩を進めるクライマーの一団とすれ違う場面などでのこと。
彼らの背にする色あせてヨレヨレのアタックザックには、これまた自分の名前をマジックで大書きしたガムテープを貼った、実に良く使い込まれたヘルメットやザイルが見えていたりする。場合によっては腰にハーネスが装着されたまま、そこにセットされたカラビナなどの登攀用具ががちゃがちゃと乾いた音をたてている。
この音色を聞くと“山に来たんだなぁ”というなんともいえぬ実感と歓びが、どきどきするような緊張を伴ってこみ上げてくる。そしてそんな彼らの背には“Zero Point”という文字が誇らしげに輝いていたもの。
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Posted by ユウ_zetterlund at 09:43│Comments(0)
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