2008年09月05日
スタカ湖キャンプ場

TOPIX:本日よりgoogle chromeをダウンロードして使いはじめました。これが、予想以上の快適さ!気持ちいいです!
ITメディアニュース:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0809/03/news035.html
野沢温泉のすぐ間近、標高1,450mの毛無山の山腹に広がる、真夏でも肌寒いほどの気持ちのいい高原・・・それが上ノ平高原。
このあたり一帯の特色はなんといっても古代から受け継がれてきた見事なブナの巨木を数多く擁するブナの原生林だろう。豊かな水と神秘的な森。そして緑香る青い大気。こんな贅沢な高原の、それも中心に位置するのがスタカ湖キャンプ場だ。

これを別名ノルディックウォーキングともいうけれど、ジョギングよりもスローで、ウォーキングよりも速いスポーツウォーキングで一汗かく気落ちよさったらない。
あるいはMTBを持ち込めば、隣接するスキー場の斜面に設けられたコースをスカッとダウンヒルして楽しめる。そうそう、ここはMTBにうってつけのキャンプ場なんだよね。ほんとうにあちこち・・・MTBが一台あるだけでネイチャートリップできちゃうんだ。僕は、以前の海岸サイクリング記事で登場した黄色いMTBでここをのんびりと流すのが大好き。

しかし、なぜか満杯になったのを見たことがない。いままでご紹介してきたシンプソン的(シンプルキャンプ場)キャンプ場ではないのに、空いている。
ここは、ふだんアウトドアに親しんでいない友人などにも評判はいい。
リゾート気分で気持ちよくすごすことができるからだ。サイトは湖横にせりあがる穏やかな斜面の中。シラカバ、ブナの明るい森の中のサイトからは湖が一望できる。
木漏れ日の下、コットで昼寝も気分いい。湯に漬かりたくなったら、すぐ下の野沢温泉にひとっとび・・・・極楽です♪
もちろん、オートサイトではなくテントサイトをチョイスすれば、ClubNature推奨のシンプソン的キャンプも堪能できる。つまり誰もが満足できる穴場なキャンプ場がここなんです。
◆スタカ湖キャンプ場◆
場所:長野県下高井郡野沢温泉村上ノ平高原
電話:(0269)85-3949
料金:テントサイト:500円(こどもは300円)、オートサイト:3,000円 、キャンピングカー:3,000円、入場料:300円(大人)、150円(こども)
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2008年09月04日
車の音がうるさい、姫木平キャンプ場

(弊害もあるためタイトルを変更しました)
ClubNatureでは独断で“好みではない”類のキャンプ場も、ごくまれにではあるけれど掲載する。
なぜ掲載するのか、というと・・・おすすめできない理由が僕の独断的あるいは感性の個人差によるものかもしれないからだ(^^;; 僕がおすすめしない理由を別の方は「ぜんぜんへっちゃらだよ~」なんて完全許容範囲だったりすることもありますし(^^;;
さて、僕があまり気持ちよくないなぁ・・・惜しいのになぁ・・・と感じたのは姫木平キャンプ場。
今まで蓼科山に登ったり、蓼科周辺をバックパックするときにいつも使っているのは、めちゃくちゃネイチャーでシンプルな夢の平キャンプ場(ここはスーパー・シンプソンな超穴場!)。しかし今回は、街道を走っているときに気になっていた姫木平キャンプ場をちょっと利用してみた・・・というわけです。
◆おすすめの夢の平キャンプ場はココ→地図はこちら

しかしその過ちに気づいたのは夕方だった。日中はさほど気にならなかった横の道路の車の騒音だったが、日没になるとトラックが増加。たぶんガソリン代値上げ分を相殺するために深夜走っているのかもしれない。

料金はソロだと2850円(テント持込代・1500円+利用料・550円+駐車代・300円)。安くはありません。僕の感覚だと、総額1000円以内・・・理想は500円かな。わりとツーリングライダーと蓼科山ほかを登りに来たと思われる山屋さんが主体の空いている穴場的な場所です。
僕は、たぶん、二度と利用することはないでしょう。
◆姫木平キャンプ場(北白樺高原)◆
場所: 長野県長和町大門
電話:0268-60-2331
営業: GW・5月~9月
サイト:白樺の草地と森の2種類
地図はこちら
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2008年08月21日
中山高原キャンプ場
昨年のお盆は、奥日光の菖蒲ヶ浜キャンプ場で、まるで難民キャンプ状態の地獄を味わったため、次回の(2008年)のお盆の周遊キャンプは“マイナーな低規格”キャンプ場を利用することを堅く心に誓ったもの。
そして今年のお盆に利用したのが「カヤの平高原キャンプ場」「中山高原キャンプ場」「夢の平キャンプ場」「立場川キャンプ場」など、あまり知られていな穴場なキャンプ場ばかり。
中でも中山高原キャンプ場は北アルプスの山々をハイキングするにはうってつけのキャンプ場だ。場所は木崎湖からわずかの場所。ガイドブックには掲載されていないため、利用者は、地元の方がデイキャンプするかボーイスカウト以外ほとんどなし。 続きを読む
2008年08月19日
カヤの平高原キャンプ場
夏の盆時期であっても、空いていて、美しくて、非常に涼しいキャンプ場。それが信州のカヤの平高原キャンプ場です。人に教えたくないキャンプ場ベストテンに入る、それほど大好きな場所です。
場所は長野県の北部の奥志賀高原。野沢温泉や秋山郷キャンプ場(のよさの里)のある秘境・秋山郷へもわずかの距離。周囲には高標山や鳥甲山がそびえ、美しい湿原も広がっている。特に周囲360度の展望が楽しめる高標山や、ミズバショウ、ニッコウキスゲなどの高山植物が人知れず咲き誇る湿原のトレッキング、散策が思う存分楽しめる・・・まさに楽園のような場所。
人に言わせれば、ここのブナの原生林は日本一美しいのだという。まあ日本一かどうかは別として、ブナや白樺、ミズナラといった、杉の植林によって破壊される前の日本古来の瑞々しくて透明な森が体験できる貴重な場所。
そういえば昔DVDで、樋口可南子扮する女医と寺尾聡演じる売れない小説家の夫婦が繰り広げる不思議なほどゆっくりとした時間の流れる、ほんとうに気持ちのいい田舎家での暮らしを描いた“阿弥陀堂だより”という映画に、ここのブナの原生林が登場していた。
阿弥陀堂だよりが好きな人にとって、きっとカヤノ平は、心の原風景のような、とても懐かしくて大切な場所に思えるに違いない。
トイレ(
スケッチブックを片手に散策する人やカメラを担いで歩く人など、ふつうのキャンプ場とは違った、ネイチャーリゾートな空気が流れている。とっても、気持ちいいキャンプ場です♪
◆カヤの平高原キャンプ場◆
電話:0269-82-3123
現地直通:090-4547-5188(高原ロッジ衛星携帯)
期間:6月上旬~10月中旬
料金:900円/1泊(持込テント1張り)+入山料金100円/1人
※サイトに車を横付けも可能です。
地図はこちら
公式HP
http://kijimadaira.info/sisetu/kaya.html
森林セラピーポータルHP
http://forest-therapy.jp/modules/tinyd10/

romoさんの、カヤの平高原キャンプ場のレポート記事です。
美しい写真でカヤの平の自然とアクティビティが紹介されていて、オススメです!
◆LAUTAN(らうたん)◆
http://lautan.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/2224_aug_2008_6d73.html
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2008年07月11日
戸隠奥社へ【戸隠イースタンキャンプ場】
信州キャンプで好きな場所は数々あるけれど、日本の神話と歴史を間近に感じ、接することができるのが戸隠イースタンキャンプ場。標高1200メートル。都内など都市部とは気温で10度の差があるため、真夏であってもヒヤリと涼しい。
写真は5月末に戸隠山の奥社を訪ねたときのもの。天岩戸開きに関連する神々を祀る戸隠の奥社の祭神は天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)。天照大神が天の岩屋に隠れた際に岩戸の前で天鈿女命(あめのうずめのみこと)が舞を舞い、その気配に天照大神が覗き見したとき、無双の神力で天の岩戸をこじあけたという神だ。
凛と伸びる太い杉の石畳をたどると、道はやがて石段となり、山道となる。奥社からの景色も素晴らしい。
戸隠で気になったのが天鈿女命(あめのうずめのみこと)が祀られている火之御子社。火之御子と書いて「ひのみこ」と呼ぶ。“ひのみこ”とは“ひみこ”のことだ。魏志倭人伝に記される卑弥呼すなわち火之御子・・・つまり天鈿女命(あめのうずめのみこと)ではないのか・・・と想像も膨らむ。天照大神という神を崇拝し御子(みこ:巫女)として仕えたのが火之御子(ひのみこ)であるとするならば、「あめのうずめ」の別名こそ卑弥呼だったのではないのか・・・なんていかがでしょう(^^;;
ところで戸隠神社の社紋が気になる。これは鎌卍(かままんじ)と呼び、鎌を卍型に置いた形象なのだという。社の言い伝えでは水の神・豊作の神格として伝わったため、農耕の象徴としての鎌、と謳われていますが・・・鎌は豊作以外に蛇を象徴している。かの諏訪大社には、御柱(蛇・竜)に無数の鎌を打ち込んだものを祀る場所もあり、古くは鉱山や金鉱などとのつながりが想像できる。おろちの古くの意味は、蛇がとぐろを巻いたような単独峰を“ち”と表現するのにたいし、尾根が分岐する山脈を“おろち”とも呼ぶ。おろちは砂鉄や鉱山であり、剣や富を生み出す存在。
室町以降に形成されていった戸隠縁起譚の奥底に眠る秘密を、探り出したならきっと楽しいに違いない。そして戸隠でキャンプしたら、ぜひ買って帰りたいものがある。それは“戸隠の絵本”と呼ばれる、付近の伝説をまとめた書籍。ものすごく面白いです。
◆戸隠イースタンキャンプ場◆
(シンプルキャンプにふさわしい、お気に入りの低規格型キャンプ場)
・期間:GW~10月下旬(要確認)
・場所:長野県長野市戸隠国有林内
・電話:TEL/FAX 026-254-2125
・サイト:草地(高原・森)、サイト数およそ300サイト
・施設:炊事棟、炊事用かまど、トイレ、自販機、受付棟程度
・IN/OUT:フリー
・禁止事項:特になし
・料金:3500円
◆キャンプ場情報:戸隠観光協会HP

◆関連リンク:戸隠神社HP
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凛と伸びる太い杉の石畳をたどると、道はやがて石段となり、山道となる。奥社からの景色も素晴らしい。

室町以降に形成されていった戸隠縁起譚の奥底に眠る秘密を、探り出したならきっと楽しいに違いない。そして戸隠でキャンプしたら、ぜひ買って帰りたいものがある。それは“戸隠の絵本”と呼ばれる、付近の伝説をまとめた書籍。ものすごく面白いです。
◆戸隠イースタンキャンプ場◆
(シンプルキャンプにふさわしい、お気に入りの低規格型キャンプ場)
・期間:GW~10月下旬(要確認)
・場所:長野県長野市戸隠国有林内
・電話:TEL/FAX 026-254-2125
・サイト:草地(高原・森)、サイト数およそ300サイト
・施設:炊事棟、炊事用かまど、トイレ、自販機、受付棟程度
・IN/OUT:フリー
・禁止事項:特になし
・料金:3500円
◆キャンプ場情報:戸隠観光協会HP

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2008年05月10日
まさに北欧系【西蔵王公園キャンプ場】
にごり湯と北欧的な自然を堪能
蔵王といえばすぐに思い浮かぶのは樹氷でしょうか。しかし、僕は蔵王の樹氷を写真集でしか見たことがありません。樹氷の佇立する蔵王でスキー滑降できたら、きっと気持ちいいでしょうね。
そしてもうひとつ連想するものがあります。それが蔵王温泉です。たしか温泉番付で東の横綱に輝いたのは鳴子温泉。僕は鳴子の早稲田桟敷と大滝の湯のファンを自認しているのですが、それでも横綱かと聞かれれば・・・断言できません。たとえば万座温泉や草津も素晴らしいし先日記事にした大野平キャンプ村間近の赤湯もじつに風情たっぷりの上質な湯です。
で、蔵王温泉も負けず劣らず、むしろ横綱に並び立ってもいいほどの温泉。こうした番付は誰がどのような基準で作っているのでしょうか。なんて前置きが長くなりましたが、この東の雄である蔵王温泉から目と鼻の先にある、日本離れしたヨーロッパ的な自然の中にある設備充実の無料キャンプ場が西蔵王公園キャンプ場です。 続きを読む
2007年08月14日
新潟の超穴場【野々海高原キャンプ場】
お盆時期に完全独占できる超穴場
先週より新潟方面での風来坊キャンプから帰宅しました。新潟方面とはいっても、新潟から日光へと気の向くままにジムニーを走らせて、ここ数年来、行きたくてもなかなか行けなかったキャンプ場、キャンプ可能サイトを廻ってきました。
中でも、長野のカヤの平高原キャンプ場同様、最も好きなのが新潟栄村の標高1000メートルの秘境ともいえる山奥の気持ちいい場所にひっそりと存在するキャンプ場です・・・ 続きを読む
2007年07月29日
避暑キャンプ【松原湖高原オートキャンプ場】
夏になると陽射しもヤケドするような熱さになって、都市部では木陰に入ってもまるで蒸し風呂のような暑さ・・・ならばこんな場所を脱出してキャンプでも、となるわけですが、キャンプ場も子供が夏休みの間は、どこもかしこも混雑している・・・
これは毎年夏のキャンプ風景ですが、だからこそ、少しでも空いていて避暑気分を満喫できる涼やかな場所に行きたい・・・と誰しも思うもの・・・ 続きを読む
2007年06月06日
キッズキャンプ【フレンドパークむかわ】
今までレポートしてきたのは、どちらかといえば自然の息吹をのんびりと楽しめるキャンプ場だったのですが、今回は子供がめちゃくちゃ喜ぶキャンプ場を。
子供を見ていて思うのは、つくづく“遊びの天才”だなぁ、ということ。小石ひとつ、枯れ枝一本でも楽しそうに遊び始めます。当初は虫になんの予備知識もないため、毛虫にさえ興味しんしん(笑)。ここで親が虫を毛嫌いしてしまうと、子供達も“虫ってきたないんだ”とか“虫は危ない”なんて刷り込みができてしまい、自然そのものを毛嫌いしてしまう危険もあるので、できるだけ図鑑を持たせて自分で調べるようにさせて、それを見守るスタンスをとっています。
とは言っても、中には毒虫などもあるので、そう悠長にはしていられなかったりしますが・・・ 続きを読む
2007年04月19日
美ヶ原と霧が峰の穴場キャンプ場
霧が峰で雲上キャンプ
このキャンプ場は、残念ながら2006年に閉鎖になってしまったようです。KOTOPさんからの情報でした。感謝です。
【鎌ケ池キャンプ場ほか】
これは蓼科。広大な湿原が広がる鎌ヶ池キャンプ場です。
蓼科といえば登山黎明期にひとりの男の奮闘によって建てられた小さな山小屋が始まりです。その小屋は今はありませんが、かわりにいくつかの素敵なロッジが建てられています。
僕が大好きなのがコロポックルヒュッテ。ここのテラスでコーヒーとケーキを味わいながら眼下に広がる八島ケ原湿原を眺める心地よさったらありません。湿原内には散策路がのびており、コーヒーセットをザックに忍ばせて、日がな一日のんびりとハイキングが楽しめます。 続きを読む