2009年08月06日
森のカフェ
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町でテントのある風景といえば、代表格が“カフェ”。
コーヒーの歴史は曖昧としていて、歴史に記録されているのはヨーロッパで飲まれ始めた17世紀あたりから。もちろんそれ以前にもアフリカ・アラブなどで飲まれていた。
いまでこそ多くの人に愛されるコーヒーだが、ヨーロッパに持ち込まれた当初は、薬としてみなされたり、異端者の飲むものだと蔑視されたりもしていた。新しい文化の多くは、当初それを受け入れられない者たちによって大抵は毛嫌いされる。
さて町のテントの下のオープンカフェで仕事前にエスプレッソを飲む。これがうまいのなんの。ロサンゼルスにDTPの母として慕われるダイアン・バーンズさんの事務所TeckArtがあり、仕事でそこを訪れていたとき、早朝の出勤時にオフィス前の交差点にイタリア系アメリカ人が引いてきくるコーヒースタンドが目に止まり、エスプレッソコーヒーを飲んでみた。
イタリア人の飲み方は、濃い目のエスプレッソコーヒーのダブルに、砂糖をたっぷり入れて、それをかき混ぜずに飲む。甘くはないが、苦くもない。自然に溶け出した砂糖の甘みがゆらゆらとカップに漂い、飲むほどに甘みが強くなる。これが絶妙。飲み干すと紙コップの底にトロリとした砂糖が残るので、これをスプーンですくって舐めるのだ。
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2007年11月09日
地図に記されぬ道の、道志でいちばん美しい風景
甲斐国史に次のように記される峠が道志に存在する。
“強盗坂、秋山村ヨリ道志村久保ニ越エル坂道ナリ ア子ラ沢(安寺沢?)より久保マデ一里余 云々・・・”
道志村と秋山村は相模郷が制定された古代より連綿と続く古い歴史を持つ村だ。この両村は隣村とされながら深き山に隔てられ、そこにつけられた険しく細い山道が唯一の交通手段だった。
この坂道を荷が行き来し、また花嫁が馬に乗せられて嫁いで行った、重要な道だった。この道は現在でも地図に記されることなく残されているのだ・・・ 続きを読む
2007年10月01日
どこにでもある現代の”奥の細道”
月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。舟の上に生涯をうかべ馬の口とらえて老をむかふる物は、日々旅にして、旅を栖とす。古人も多く旅に死せるあり・・・云々
で始まるのはかの芭蕉翁の著した“おくの細道”。奥州へと足を向けた元禄年間の紀行文です。
当時の奥州道は、気分的に、果てしなく遠くの国へと続く細い道という感覚だったのでしょう。今でも東北道に車を走らせて北東へと向かう道は旅心をかきたてて止みません。旅心の原点は未知なる世界への興味。そんな未知なる世界は、実は身近にも無数に存在します・・・ 続きを読む
2007年08月28日
林道カフェのための道具一式
これまで数ヶ月間試しに参加していたブログランキングを中止しました。ランキングで上位になっても、なんだか意味がないような気がしたのが理由です(^^;;
自由気ままに記事をアップするのが目的なのですが、なんだかランキング順位が気になりだしてしまい、気分の乗らない時であっても、ランキングアップするために記事を書かねば・・・なんていう気持ちが湧き上がりつつあり、それじゃあ主客転倒だなぁと・・・おもいきって中止。
で、どうなったかというと自由になりました(^^ なにも気にせず自分のペースで好きなことをツラツラと書ける幸せ♪ いつも仕事で締め切りに間に合わせるためにワードを前にウンウンうなっているので、これほどの幸せはありません(笑)
さて、ジムニーが相棒となって、一カ月半。数日おきに楽しんでいることがあります。それが林道カフェ・・・ 続きを読む