2009年10月28日
白馬の道祖神が集う場所
道祖神といえば、思い浮かぶのは男女ふたりが仲睦まじく寄り添うようなその姿。
それを見ていると、なんだか自然と笑みがこぼれてしまいそうになる。こういう笑みがこぼれるのを面足(おもだる)と言うらしく、神社の良縁の御守りに面足大神と記されるのを見ることもある。
良縁すなわち男女の出会い。そこから生まれる笑顔や喜びは豊穣にもつながるようで、陽陰すなわち男女の象徴はそのまま豊かさを願って作られたモニュメントなどに見て取れる。
こうした男女の印象が強い道祖神には巡り歩いてみれば単独のものも意外と多い。それらが建てられる場所は集落の境の道や辻が多い。道とはそもそも外界と通じる霊的なもので、新たに道を切り拓くのに、霊的な呪として人の首を携え悪霊を祓って行われた。それゆえに道という字は首を携え進むことが表現されている。
塞(さえ)の神・猿田彦の印象なども、なんとなく重なるようでもある。
さて、外界との間境に置かれた道祖神は、もしや男女の出会いの場としての機能を備えていたのではないのか
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Posted by ユウ_zetterlund at 13:51│Comments(0)
│【アウトドア遊び】
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