2007年04月22日
King of Tentは?と聞かれれば・・・?

King of ××××・・・・?
これ、先日、仕事帰りに立ち寄ったPUBで交わされていた会話。三人ほどの紳士が黒ビールを立ち飲みしながら、いろいろな分野のKINGを決める言葉遊びをしている。たしか最初はIT系のKINGが多かったところをみると、付近のIT系企業の社員だろう。ヒルズにミッドタウン・・と、IT系が目白押しだし・・・
実に二時間ほどもこの趣旨で話が盛り上がる。
その一端として、king of サーチエンジン、ではかなり突っ込んだ興味深い様々な議論が交わされ、googleに決着。このgoogleはダブルクリックも買収する勢いです。納得!
この勢いで、サーバ、グループウェア、コマースサイト、OS・・・などと話が進み、とうとう個人的趣味に・・・ここから俄然話が面白くなる。
車では収集がつかず、スポーツカー、セダン、コンパクトなどに種別を絞り各分野のキングが決定。そのうえであらためて車のキングを決定。アストンマーチンやマクラーレン、ダイムラー、ロータスなどいろいろでましたが、結局はフェラーリの何かに。一人はアストンマーチンのオーナーだったようで、しきりにDB9はいいのになぁ、と悔しそう。ですが・・・その要因は性能だけでなく文化的背景にあるようで譲らず(^^;
自転車、バイク、ピアノ、指揮者、靴、別荘地、ワイン、酒・・・など順番は違うがこんな分野のキングが決まり、とうとうアウトドアに!もう全身を耳にして話に集中(笑)(国内の別荘地は奥日光・・・やはりいろいろな外交官の歴史やフライフィッシング発祥の地であり、なんて話が交わされて決まったのですが、文脈は覚えてない・・・)
釣り道具、カヌー、MTBときて、なんとテントの話に!これはとても面白かった。ヨーロッパの貴族のアウトドアの話に始まり、なんとバックパッキングやクライミングの話題!僕としては内心“mossだろう”なんて思っていたけれど、決定したのはロッジテント。この結果を聞いて、「あ、なるほどな」と納得した。
好き嫌いに関わらず、ロッジ型をking of tentとした紳士らの意見に賛成だった。オーナーロッジはヨーロッパの有閑階級が別荘とはまた別の余暇のスタイルとして楽しんだアウトドア趣味で愛用したテント。快適で、豪華で、優雅な住環境を備えたロッジがキングである、というのは異論はないが、先鋭的クライミングに使用されるドーム型もまたキングだと思う。極限まで絞り込まれた機能。耐風性、簡便性、収納性、信頼性・・・が、これらはテントの歴史ではロッジよりも後発ではあるが。
こうしたキングを決定するというのは、なかなか面白いが、人によって千差万別である、というのもキングの特徴。なにせ求めるものが違うのだから仕方ない。僕なら、やっぱりmoss。mossのどのモデルかは・・・・ムツカシイけれど。MOMAに展示されているmossという人もいるだろうし・・・。
そういえば同じようにキャンプ場の★も、人により千差万別。僕の記事にあるキャンプ場評価基準も、僕自身の好みがたぶんに反映されているし。きっちりと区画されていて、近代設備が整っていることを理想とする人にとっては×だろう。
さて、このロッジ型テントはめったにお目にかかれないシロモノ。なにせめちゃくちゃ高額であり、めちゃくちゃ重量と嵩(かさ)があり、めちゃくちゃ設営に苦労する。こんな苦労するものを持ち運ぶのは、相当苦痛だろう・・・が、これは僕の意見。なにせ時間的余裕もないためいつも数泊。たまの長期休暇でも長くて一週間のテント生活なのだから仕方ない。設営と撤収のサイクルが短い。だから、ロッジ型が不便だと思ってしまう。そしてなによりもお金持ちのテント、というイメージがどうしても僕の中にある(^^;;
これが、余暇もたっぷりあって、お金も、アウトドア用の大きな車もあるという・・・僕から見れば夢の国の世界の人であればロッジは最高だろう。今まで、ロッジ型を使用する人を何度か見かけたが、やはり気持ち良さそうだった。蓼科の湖のほとりに設営されたロッジ型テントは、まるで移動式別荘のような雰囲気だった。この時は、二週間ほど蓼科に滞在したのだが、蓼科に入った日にはすでにロッジ型テントが存在し、帰る日にも湖のほとりに三角屋根のロッジの姿があった。
毎朝犬との散歩で通りかかるたびにちらちら横目で眺めるのだが、ロッジのリビングスペースでは、いつも初老の男性が読書している。あるときはリビングに姿がなく、あたりを見回すと湖岸にチェアを持ち出して釣りをしている。その横で写生していたのは、たぶん奥さんだろう。膝の上に小さな犬が乗っていた。
この時、春だというのに蓼科に雪がふった。うちの犬は雪が好きで、小躍りするように雪の後の晴れ渡った雪景色の中を散歩した。やはり興味があるのでロッジ横を通る。するとロッジの横からは煙突が突き出ているではないか!煙突からはもちろん煙。なんとキャンプに薪ストーブまで用意している・・・“なんだか、いいなぁ”と初めて立ち止まって、しげしげと見てしまった。
そんな僕にオーナーの奥さんが、ぺこりと会釈。僕もあわてて頭を下げると、そそくさとその場を後にした。
別荘を持つ、というのは素敵なことだけれど、どうしても一箇所に限定されてしまう。しかしこうしたロッジ型であれば、日本中いたるところを別荘にすることができる、ということをこの時はじめて実感した。
現在愛用するのはドーム型。設営のしやすさ、雨と風への強さで選んでいる。しかし、もっと年取って余裕も出たら、こうしたロッジ型を手に入れて、のんびりと好きな場所に出かけて、その場所を時間をかけて味わってみたいと思っている。
そういえば、実家にもロッジがひとつある。子供の頃、一度だけ家族でキャンプしたときに父が汗をかいて組み立てていたような朧な記憶だけが残っている。それ以外の思い出といえば・・・毛ばりで釣りをして魚を何匹も釣り上げ、褒められたことくらい。思い出そうとしても、これ以上のことは何も思い出せない(^^;;
実家に帰ったら、そのときは物置あたりを捜索して、懐かしいロッジテントを探し出してみようと思う。
■代表的な国産ロッジ型テント
小川キャンパル(OGAWA CAMPAL)ミネルバDX
ClubNatureメインはこちら
その一端として、king of サーチエンジン、ではかなり突っ込んだ興味深い様々な議論が交わされ、googleに決着。このgoogleはダブルクリックも買収する勢いです。納得!
この勢いで、サーバ、グループウェア、コマースサイト、OS・・・などと話が進み、とうとう個人的趣味に・・・ここから俄然話が面白くなる。
車では収集がつかず、スポーツカー、セダン、コンパクトなどに種別を絞り各分野のキングが決定。そのうえであらためて車のキングを決定。アストンマーチンやマクラーレン、ダイムラー、ロータスなどいろいろでましたが、結局はフェラーリの何かに。一人はアストンマーチンのオーナーだったようで、しきりにDB9はいいのになぁ、と悔しそう。ですが・・・その要因は性能だけでなく文化的背景にあるようで譲らず(^^;
自転車、バイク、ピアノ、指揮者、靴、別荘地、ワイン、酒・・・など順番は違うがこんな分野のキングが決まり、とうとうアウトドアに!もう全身を耳にして話に集中(笑)(国内の別荘地は奥日光・・・やはりいろいろな外交官の歴史やフライフィッシング発祥の地であり、なんて話が交わされて決まったのですが、文脈は覚えてない・・・)
釣り道具、カヌー、MTBときて、なんとテントの話に!これはとても面白かった。ヨーロッパの貴族のアウトドアの話に始まり、なんとバックパッキングやクライミングの話題!僕としては内心“mossだろう”なんて思っていたけれど、決定したのはロッジテント。この結果を聞いて、「あ、なるほどな」と納得した。
好き嫌いに関わらず、ロッジ型をking of tentとした紳士らの意見に賛成だった。オーナーロッジはヨーロッパの有閑階級が別荘とはまた別の余暇のスタイルとして楽しんだアウトドア趣味で愛用したテント。快適で、豪華で、優雅な住環境を備えたロッジがキングである、というのは異論はないが、先鋭的クライミングに使用されるドーム型もまたキングだと思う。極限まで絞り込まれた機能。耐風性、簡便性、収納性、信頼性・・・が、これらはテントの歴史ではロッジよりも後発ではあるが。
こうしたキングを決定するというのは、なかなか面白いが、人によって千差万別である、というのもキングの特徴。なにせ求めるものが違うのだから仕方ない。僕なら、やっぱりmoss。mossのどのモデルかは・・・・ムツカシイけれど。MOMAに展示されているmossという人もいるだろうし・・・。
そういえば同じようにキャンプ場の★も、人により千差万別。僕の記事にあるキャンプ場評価基準も、僕自身の好みがたぶんに反映されているし。きっちりと区画されていて、近代設備が整っていることを理想とする人にとっては×だろう。
これが、余暇もたっぷりあって、お金も、アウトドア用の大きな車もあるという・・・僕から見れば夢の国の世界の人であればロッジは最高だろう。今まで、ロッジ型を使用する人を何度か見かけたが、やはり気持ち良さそうだった。蓼科の湖のほとりに設営されたロッジ型テントは、まるで移動式別荘のような雰囲気だった。この時は、二週間ほど蓼科に滞在したのだが、蓼科に入った日にはすでにロッジ型テントが存在し、帰る日にも湖のほとりに三角屋根のロッジの姿があった。
毎朝犬との散歩で通りかかるたびにちらちら横目で眺めるのだが、ロッジのリビングスペースでは、いつも初老の男性が読書している。あるときはリビングに姿がなく、あたりを見回すと湖岸にチェアを持ち出して釣りをしている。その横で写生していたのは、たぶん奥さんだろう。膝の上に小さな犬が乗っていた。
この時、春だというのに蓼科に雪がふった。うちの犬は雪が好きで、小躍りするように雪の後の晴れ渡った雪景色の中を散歩した。やはり興味があるのでロッジ横を通る。するとロッジの横からは煙突が突き出ているではないか!煙突からはもちろん煙。なんとキャンプに薪ストーブまで用意している・・・“なんだか、いいなぁ”と初めて立ち止まって、しげしげと見てしまった。
そんな僕にオーナーの奥さんが、ぺこりと会釈。僕もあわてて頭を下げると、そそくさとその場を後にした。
別荘を持つ、というのは素敵なことだけれど、どうしても一箇所に限定されてしまう。しかしこうしたロッジ型であれば、日本中いたるところを別荘にすることができる、ということをこの時はじめて実感した。
現在愛用するのはドーム型。設営のしやすさ、雨と風への強さで選んでいる。しかし、もっと年取って余裕も出たら、こうしたロッジ型を手に入れて、のんびりと好きな場所に出かけて、その場所を時間をかけて味わってみたいと思っている。
そういえば、実家にもロッジがひとつある。子供の頃、一度だけ家族でキャンプしたときに父が汗をかいて組み立てていたような朧な記憶だけが残っている。それ以外の思い出といえば・・・毛ばりで釣りをして魚を何匹も釣り上げ、褒められたことくらい。思い出そうとしても、これ以上のことは何も思い出せない(^^;;
実家に帰ったら、そのときは物置あたりを捜索して、懐かしいロッジテントを探し出してみようと思う。
■代表的な国産ロッジ型テント
小川キャンパル(OGAWA CAMPAL)ミネルバDX
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Posted by ユウ_zetterlund at 11:40│Comments(0)
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