2008年05月15日
アウトドアとマムシ
蛇は多くの人が嫌います。毒をもつマムシはキャンプ場などで時折その姿を見かけますが、こちらの存在を察知するやたちまち逃げ出します。
このマムシが嫌うものに藍の香があります。修験者など山に入る行者が足元を藍染めの脚絆に固めるのもそのためです。全身を紺にすると、黒い色に反応するスズメバチやアブの餌食になるので上半身は白系。髪を隠すキャップには赤や黒を避けてカーキやイエロー、オレンジなど色の明るいものを選ぶと安全です。
チョチョンチョンチョン♪
さて、昔々のお話でございます。江戸時代にはマムシ取りの名人なんてえ者が居りまして、山に入るときは紺の脚絆に足袋で足ごしらえをしたものでございます。で、山中をそろりそろ~りと抜き足差し足。マムシとみれば手にした棒で叩き殺すのを生計としていたような按配で。
なかでも手馴れた者になりますってえと、マムシと見るや手ぬぐいをグイとしごいて二つ折りにいたします。それをチョイチョイとマムシに向けて差し出しますと怒ったマムシは手ぬぐいにがぶりと噛み付く。で、男はすかさず手ぬぐいをグイと引くのでございますな。
するってえと、手ぬぐいに食い込んだマムシの柔らかな二本の毒牙がポロリと抜け落ちてしまうってえ寸法でございます。こうなるとマムシとはいえ、ただの蛇。うろうろするところを手でつまんで生け捕られてしまう、という・・・なんとも情けない話でございます。
チョチョンチョン♪
とまあ、こんな具合ですが・・・やっぱりマムシ(ヤマカガシはなおさら)は好きじゃないです。できれば藍の匂いで逃げてほしいものです。わざわざ捕獲するなど・・・想像することもできません(^^;
マムシの照り焼き蒲焼
以前、山で出会った大学の冒険部(?)探検部の方たちにご馳走になったことがあります。手順は・・・
1:皮をむく(頭を落として2時間ぐらいたっても、まだ心臓は動いてました)
2:腹をさいて内蔵を取り除く
3:醤油とミリンで下味をしっかりつけてから、炭火で照り焼きにする。焼き網の上でひっくり返しながらタレをつけて焼きます。
4:食べる
これが意外にも臭みもなく美味しいです。でも、素焼きはやはり臭いがありそうでNG。タレの香りで食べられるのでしょうね。思ったより歯ごたえもあります(骨っぽいというか・・・)。うなぎのように蒸してから焼いたらどうでしょう??誰かレポートしてくれるとウレシイのですが・・・
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このマムシが嫌うものに藍の香があります。修験者など山に入る行者が足元を藍染めの脚絆に固めるのもそのためです。全身を紺にすると、黒い色に反応するスズメバチやアブの餌食になるので上半身は白系。髪を隠すキャップには赤や黒を避けてカーキやイエロー、オレンジなど色の明るいものを選ぶと安全です。
チョチョンチョンチョン♪
さて、昔々のお話でございます。江戸時代にはマムシ取りの名人なんてえ者が居りまして、山に入るときは紺の脚絆に足袋で足ごしらえをしたものでございます。で、山中をそろりそろ~りと抜き足差し足。マムシとみれば手にした棒で叩き殺すのを生計としていたような按配で。
なかでも手馴れた者になりますってえと、マムシと見るや手ぬぐいをグイとしごいて二つ折りにいたします。それをチョイチョイとマムシに向けて差し出しますと怒ったマムシは手ぬぐいにがぶりと噛み付く。で、男はすかさず手ぬぐいをグイと引くのでございますな。
するってえと、手ぬぐいに食い込んだマムシの柔らかな二本の毒牙がポロリと抜け落ちてしまうってえ寸法でございます。こうなるとマムシとはいえ、ただの蛇。うろうろするところを手でつまんで生け捕られてしまう、という・・・なんとも情けない話でございます。
チョチョンチョン♪
とまあ、こんな具合ですが・・・やっぱりマムシ(ヤマカガシはなおさら)は好きじゃないです。できれば藍の匂いで逃げてほしいものです。わざわざ捕獲するなど・・・想像することもできません(^^;
マムシの
以前、山で出会った大学の
1:皮をむく(頭を落として2時間ぐらいたっても、まだ心臓は動いてました)
2:腹をさいて内蔵を取り除く
3:醤油とミリンで下味をしっかりつけてから、炭火で照り焼きにする。焼き網の上でひっくり返しながらタレをつけて焼きます。
4:食べる
これが意外にも臭みもなく美味しいです。でも、素焼きはやはり臭いがありそうでNG。タレの香りで食べられるのでしょうね。思ったより歯ごたえもあります(骨っぽいというか・・・)。うなぎのように蒸してから焼いたらどうでしょう??誰かレポートしてくれるとウレシイのですが・・・
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Posted by ユウ_zetterlund at 09:05│Comments(12)
│【アウトドア遊び】
この記事へのコメント
マムシのキバは、手ぬぐいをひっぱるくらいで簡単に抜けちゃうんですか。藍ということはジーンズも多少は効果あるんでしょうか。
マムシにスズメバチに熊にヒルに、、暖かい季節の山は怖い生き物が一杯になりますね。やだなー。
マムシにスズメバチに熊にヒルに、、暖かい季節の山は怖い生き物が一杯になりますね。やだなー。
Posted by kimatsu at 2008年05月15日 10:27
まむしを食べたですか!? 照り焼きではなくて蒲焼では(~_~;) でも~こわい~です。 鼻血でそうですぅ
Posted by たるたる at 2008年05月15日 17:27
こんにちは。
突然ですが、マダニって怖いですよね。
対処法や経験談などあれば、お聞かせ下さい。
突然ですが、マダニって怖いですよね。
対処法や経験談などあれば、お聞かせ下さい。
Posted by ・ at 2008年05月15日 18:24
こんばんは。
マムシの蒲焼、いかにも精がつきそうですね。笑)
中華料理屋さんでは、お酒の中に浸けられたのもありますね。
僕はヘビを掴むのは平気ですが、食べる所までは行きません。笑)
子供のころ、しまへびを捕まえてペットとして飼ってました。
エサを与えるのが大変なので、結局は逃がしてあげました。
マムシの蒲焼、いかにも精がつきそうですね。笑)
中華料理屋さんでは、お酒の中に浸けられたのもありますね。
僕はヘビを掴むのは平気ですが、食べる所までは行きません。笑)
子供のころ、しまへびを捕まえてペットとして飼ってました。
エサを与えるのが大変なので、結局は逃がしてあげました。
Posted by ゆっちゃん
at 2008年05月15日 20:54

★kimatsu さん★
僕も試したことがないので何とも言えないです(^^;; 江戸時代の記録にマムシ獲りの名人の話があって、そこに手ぬぐいで、という記述が残ってます(^^
僕も試したことがないので何とも言えないです(^^;; 江戸時代の記録にマムシ獲りの名人の話があって、そこに手ぬぐいで、という記述が残ってます(^^
Posted by ユウ_zetterlund
at 2008年05月15日 21:21

★たるたる さん★
あ・・・蒲焼でした(^^;
あ・・・蒲焼でした(^^;
Posted by ユウ_zetterlund
at 2008年05月15日 21:22

★・(点?)さん★
沢登の際に、特にマダニ対策ってしていません。ただ、道のない薮山歩きの場合はナイロンの上下を着こんでます(^^
沢登の際に、特にマダニ対策ってしていません。ただ、道のない薮山歩きの場合はナイロンの上下を着こんでます(^^
Posted by ユウ_zetterlund
at 2008年05月15日 21:23

★ゆっちゃん さん★
お酒のマムシ・・・あれには弱いんです(^^;; というより、蛇全般があまり好きではありません。一番嫌いなのが毛虫とカマドウマです。シマヘビをペットに・・・ゆっちゃんさん、すごいです(^^;
お酒のマムシ・・・あれには弱いんです(^^;; というより、蛇全般があまり好きではありません。一番嫌いなのが毛虫とカマドウマです。シマヘビをペットに・・・ゆっちゃんさん、すごいです(^^;
Posted by ユウ_zetterlund
at 2008年05月15日 21:26

蛇は全部毒をもってると思っています・・・・。
クモも全部毒をもってます。
毛虫も・・・・。
外にはキライなものばかりw
でもキャンプはやめられない。
クモも全部毒をもってます。
毛虫も・・・・。
外にはキライなものばかりw
でもキャンプはやめられない。
Posted by ダミアン at 2008年05月15日 22:05
まむしといえば美濃のまむしこと道三を思いますますな いちど藪山でまむし玉らしきものを見たことありまして 数匹がうにゃうにゃとかたまっておりましたぞ もちろん遠巻きにさけましたよ はは
Posted by 風@携帯 at 2008年05月16日 09:52
★ダミアンさん★
ある意味、キャンプがいちばん強力な毒だったりして・・・(^^;;;;
僕もキャンプ中毒です(笑)
ある意味、キャンプがいちばん強力な毒だったりして・・・(^^;;;;
僕もキャンプ中毒です(笑)
Posted by ユウ at 2008年05月16日 21:42
★風さん★
やっぱり玉のようになっているんですか?
そんなのが転がってきたら、まさに妖怪ですね(^^;
やっぱり玉のようになっているんですか?
そんなのが転がってきたら、まさに妖怪ですね(^^;
Posted by ユウ at 2008年05月16日 21:44
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