2009年11月21日
雪山・スノーハイクと鹿澤館

雪山には一種独特の特有な匂いがある。
あちこちの山が冠雪する今の時期になると、鼻腔の奥にかすかにツン・・・と雪山の匂いがして、憧れのひとと初めてデートする直前のような、そんなそわそわとした落ち着かない気分になる。
一日しか休みがとれず、どうにも身動きが取れない週末など、もう無意識のうちに身体が反応し、納戸からガチャガチャとクランポンやピッケル、スノーアンカーだのを無闇やたらに引っ張り出しては撫で回したり、すでにギンギンに研いであるクランポンの歯に鉄ヤスリをカタチだけ当ててみたり。そうしていることで、少しでも雪山に近づいたような気がして落ち着くことができるから不思議だ。
さて、出かける場所は様々で、山仲間とは大好きな白馬の主稜を筆頭に、奥穂や谷川あたりに向かう。しかしいっぽうで、のんびりと雪と戯れに磐梯あるいは鹿沢高原、霧ヶ峰・蓼科、北八ッなどにフラリと向かうことも多い。中でもひと冬に何度か訪れるエリアが奥蓼科・霧ヶ峰と鹿沢高原・湯の丸山周辺で、特に鹿沢高原で雪中野宿しながらスノーハイク(または山スキー)していると、吹雪の晩などまるで戦前の登山黎明期にタイムスリップしてしまったような、妙な気分に浸ることができる。
おそらくそれは、鹿沢高原にある「雪山賛歌の碑」のせいだろうと想像している。
つづきはこちらClubNature+へ
Posted by ユウ_zetterlund at 12:46│Comments(0)
│【アウトドア遊び】
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。