2009年11月17日
丹沢・紅葉クライミング
丹沢で大好きな場所のひとつが七沢・広沢寺・日向薬師エリア。
登山というよりも、古の山里風情が感じられる「心のふるさと」のような場所です。中でも、八王子に住んでいた数年前まで、ちょこちょこと散策に訪なったのが広沢寺という、里山に周囲を囲まれた静かな山里。付近には日向薬師なんていう、堂々たる藁葺きの巨大な本堂を持つ、関東地方では有数の古寺もあり、訪ねるたびに新しい発見が楽しめる、古代からの宝物のような場所です。
ちょうど今の晩秋に広沢寺の林道を歩くと、山寺の境内や集落から焚火の煙が青空に一筋伸びて、それがまたなんともいえない懐かしさを感じさせてくれるのです。この広沢寺には、ハイカーのために大きな駐車場があり、目の前の森の中には「広沢寺温泉」という、「七沢温泉」や「かぶと湯温泉」同様に非常にアルカリ度の高い温泉もあります。
広沢寺温泉前の駐車場に車を置いて、林道を真っ直ぐ進めばトンネルの先に大山と三峰山どちらにも登れる峠に出られますし、途中の林道分岐を左側に進めば、5分も歩けば右の沢の向こう側に大きな岸壁が見えてきます。その岸壁が弁天岩と呼ばれるクライマーたちのかっこうの練習場所です。
林道からは高度感を伴って見えますが、実際は傾斜は緩く空間への身体的露出感がないため登る際の怖さはまったくありません。中央のメインのスラブなどは実に気持ちよくフンフン鼻唄混じりに登ることができますが、そのぶんテーマを持たずに登るだけだと、欲求不満になってしまいそうです。
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Posted by ユウ_zetterlund at 17:17│Comments(0)
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