2007年07月21日
徳本峠に坐す、見えない修験者
= 怪談CLUB 其の五=
(別のブログで発表した記事をリライト)
今から15年ほど前の話です。
当時ザイルパートナーであったMと二人で西穂高の岩場を登攀。そこから奥穂、前穂、バリエーションルートと云われる北尾根から慶応尾根を下降し奥又白谷のルートを経由。そして梓川を越え、上高地に通じるハイキングに最適な平坦な登山道に出た。
空は青々とした秋晴れ。梓川のこぼれるような沢音が森に響く中、僕らはヘルメットやザイル、登攀道具類をザックにしまうと多くのハイカーが行きかう道をのんびりと歩いた。
やがて小川にかけられた短い木橋を足元の水場を見ながら渡ると、日差しに眩しく輝く広大な芝地が眼前に開け、カラフルなテントが点々と見えた。徳沢園という山小屋が経営するテント場だ。予定ではここをやり過ごし、上高地の小梨平キャンプ場で一泊し、上高地温泉ホテルでゆっくりと温泉に浸かった後は誰もいない夕暮れの河童橋でビールを飲む、という贅沢な計画だった・・・
しかし、徳沢のキャンプ場でマットに昼寝している登山者の姿を見た瞬間、緑の絨毯の上でゆっくり眠りたい、という欲望が目覚めてしまった。それをMに提案すると、あっさりと「OK」の返事。
僕らは芝のほぼ真ん中あたりの大きな木の近くに陣取ると、ツェルト2張を設営。水場で身体を拭き、昼寝をしてからドライフーズのピラフを作り始めた。ふと気が付けば、いつ設営したのか、木の裏側の黄色いドームテントの横で初老の男性が煙草をくゆらせながらビールを飲んでいる。
旨そうだなぁ・・・その光景に堪らず、山小屋で冷えたビールを買おうと思った矢先、その男性と目が合ってしまった。慌てて目をそらしたが、男性は腰を上げるとゆっくりと近付いてきた。
「岩ですか」と、朗らかな声が傍らで響いた。その初老の男性は島々谷から徳本(とくごう)峠を越えて上高地に入ったとのことで、明日は涸沢(からさわ)のテント場で二泊した後、再びここ徳沢を経て上高地に出るのだという。
涸沢といえば北穂のすぐ真下。
「もったいないですね」と言うと、岩場は怖いから山を眺めながら酒を飲みにきた、と日焼けした顔を皺くちゃにして笑った。その笑顔を見ながら賢明かもしれないな、と思った。毎年何人もの登山者が北穂へ続く岩稜ルートで滑落する事故が起きている。僕もそのうちトレッキング中心で、この老人のように山をゆっくりと楽しめるようになりたいと思った。
こうして意気投合し雑談するうちに、太陽は稜線の向こうに沈み、あたりは薄暗くなった。老人は僕らの分だ、と水場から二本の缶ビールを持ってきた。これには思わず喉が鳴ってしまった(笑) この後、ウイスキーに切り替えたところを見れば、僕らにくれたビールが最後の二本だったのだろう。
老人は酒が入るにつれて饒舌になった。思い出に浸るように、今までに登った山々の話をとめどなく話し、そうこうするうちに、最初に話した山の話を再び繰り返す。僕は、まいったなと思いつつも、キャンドルを前に頬を緩めて山ほどもある思い出を嬉しそうに繰り返す老人の話に相槌を打った。
「で、あんたたち、どこに帰るんだね」と老人。それはもう二度も聞かれ、その度に「上高地からバスで新島々に・・・」と伝えていた。で、その度に「おお、新島々か。昔は歩いたもんだよ。島々谷の岩魚留小屋はいつ営業しとるのかぜんぜんわからない。いつ行っても誰もおらん・・・」というようなことを繰り返す。
これに対してMが、ウェストン祭に参加するため一度だけ峠越えで上高地に入ったことがある、というようなことを言ったときのこと。老人は、じっと黙り込んで首を捻り始めた。そうしてしばらく何やら考え込んだ末に「あのね・・・・」と老人はささやくような声で話し始めた。
「あのね・・・修験って知っとるかな君らは。私がね、徳本(とくごう)峠を越えてここに下ってくる時ね、白沢って沢筋を下るんだがね。山をくねくねと曲がりくねって下ってきて、白沢のガレ場に出る荒れた道だがね、視界が開けて岩がごろごろしとる場所で”ちりーん“と音がしたんだ。てっきり誰かが登ってくるのかなと思ってね・・・熊避けの鈴と思ったんだ・・・わしはね下を見たんだが、誰ぁーれの姿も見えない。 ※注:内容はうろ覚えのため実際の会話よりも短く省略しています。
おかしいな、と思って岩のほうに歩き出そうとすると、また”ちりーん“と音がする。今度は後ろから誰かが降りてきているんじゃなかろうか・・・そう思って耳を澄ませたんだが、誰ぁーれも来ない。わたしゃ熊鈴なんてもの持ってないからね
山では人が居ないのにそばで話し声がすることがたまにあるが、あれと同じと思ってね。気にせず歩こうとして岩を超え向こう側へ移ろうとしとったときだった。今度は耳元で”ちりーん“・・・
うわ、と思って横を見た。したら、灰色に薄汚れた衣装を着た修験が横の岩に腰かけてじっと動かん。その指先には黒っぽい鉦のようなものがあって、時々”ちりーん“と音がしとる。
気になって声をかけたんだが聞こえぬのか、聞こうとしないのか、顔を向けようともせなんだ。だが怪我してるとも思えんし、時々指を動かして鉦を鳴らしてるだけでな・・・そのままにして来た」
というような、じつに奇妙な話を聞かせてくれた。
翌朝、この老人は四時に徳沢を発った。僕らはウイスキーをしたたかに飲んだため、二日酔いで痛む頭のまま上高地に向かって歩き出した。そうして明神館という伝統のある山小屋の前まで来たとき。Mが徳本峠で帰ろうか、と言い出した。「山伏?」と聞くと、もし具合でも悪くて動けなかったら大変だろう、と悪ガキのように笑った。
その言葉の裏には、昨夜老人の話た奇妙なものを見てみたい、という好奇心があることは明らかだ。実は僕も気になっていた(^^;。 ハイペースで歩けば島々谷は明るいうちに抜けられるな・・・と思った僕は、Mの提案に賛成した。僕ら二人は上高地への道を左に逸れて、峠への登り道に入った。この道は徳本(とくごう)峠へと続いている。
かつて上高地に入るには、この峠を越えて入るよりほかなく、江戸時代は安曇村から峠を越えて木材伐採に入ったという。もちろん信仰の道でもあった。

これが峠の小屋。横にはキャンプ場(テント場)もあるが、ここはものすごい数の薮蚊が群がってくるので、僕が一度キャンプした以降は、二度とする気にはならない。この峠は穂高など北アの山並みがパノラマに見渡せる最高のヴューポイントだ。
徳本峠にはお世辞にもきれいとは言い難い山小屋“徳本峠小屋”がある。この小屋を伝統ある小屋だとしている記事も見かけるが、実は江戸時代から存在する“徳本小屋”というのは現在の“明神館”のこと。紛らわしいことこのうえない。
江戸時代の元締文書には“常設きこり小屋として12個所、下より田代、湯川、越後川、宮川、徳吾(徳本・現在の明神館)、古池、横尾、わさび野、わさび沢、熊倉沢、一の俣、二の俣、と記されており、杣には、入り4カ村、今の安曇村全域から入った、とある。江戸時代は明神館付近の場所に”徳吾“と書かれている。
さて、こうした歴史ある峠だが、トンネルによって上高地に入れるようになった現在では、峠越えの道は寂れ果ててしまった。しかし、先の老人のように数少ない好事家がこの旧道を辿っている。道はしだいに荒れてきて、ついにはそこらじゅうが崩落し、岩石がごろごろしている。これでは熊鈴でもつけたくなるのもわかるが、僕はつけたことはないし、つけるつもりもない。
そうして歩いていると、突然風が吹き抜けた。
それとほぼ同時に“ちりーん”と、音がした。この音に僕はドキッとした。修験の僧が怪我して動けないのかもしれない、と思ったのだ。そして、なんであの老人は小屋の人に話さなかったんだ、と思いながら焦りを覚えつつ駆け上った。
急にペースをあげたため心臓の鼓動が激しくなり、耳の奥でドクドクと脈拍の音が聞こえた。しかし、探せども、それらしき僧の姿はどこにも見えなかい。ここから道は左に湾曲し暗い森に中へ入ってしまう。もし老人が見たとすればこの付近のはずだった。僕とMは隈なく周囲に目を配る。
“ちりり・・・ん”
間近で鉦の音がした。Mは岩石の奥に横倒しになている倒木に近付いた。「おいっ!ここだ、ここだぞ!」その声に僕は駆け寄った。
“・・・ちりーん・・・”
それは、朽ちかけた倒木の折れた枝の残りに掛かった鉦が、風に揺れる枝のために鳴っていた。よく見ると、その倒木は人が岩に腰かけているようにも見える。“奇妙だな・・・”ふっと、腰かけた人が胸の位置に手を置いて鉦を鳴らしている幻影が見えた気がした。
昨夜の老人が見たものは果たしてこれだったのだろうか。それとも、やはり修験僧がここに坐していて、鉦を鳴らしていたものなのか。見れば見るほど、その木が得体の知れぬ何物かに姿を変えそうな気がしてきた。このとき理由はわからないが、全身が総毛立ってしまった。
僕はMを促すと、鉦には指一本触れずそのまま峠を目指してこの場を離れた。その後の事は、何もわからない。
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僕らは芝のほぼ真ん中あたりの大きな木の近くに陣取ると、ツェルト2張を設営。水場で身体を拭き、昼寝をしてからドライフーズのピラフを作り始めた。ふと気が付けば、いつ設営したのか、木の裏側の黄色いドームテントの横で初老の男性が煙草をくゆらせながらビールを飲んでいる。
旨そうだなぁ・・・その光景に堪らず、山小屋で冷えたビールを買おうと思った矢先、その男性と目が合ってしまった。慌てて目をそらしたが、男性は腰を上げるとゆっくりと近付いてきた。
「岩ですか」と、朗らかな声が傍らで響いた。その初老の男性は島々谷から徳本(とくごう)峠を越えて上高地に入ったとのことで、明日は涸沢(からさわ)のテント場で二泊した後、再びここ徳沢を経て上高地に出るのだという。
涸沢といえば北穂のすぐ真下。
「もったいないですね」と言うと、岩場は怖いから山を眺めながら酒を飲みにきた、と日焼けした顔を皺くちゃにして笑った。その笑顔を見ながら賢明かもしれないな、と思った。毎年何人もの登山者が北穂へ続く岩稜ルートで滑落する事故が起きている。僕もそのうちトレッキング中心で、この老人のように山をゆっくりと楽しめるようになりたいと思った。
こうして意気投合し雑談するうちに、太陽は稜線の向こうに沈み、あたりは薄暗くなった。老人は僕らの分だ、と水場から二本の缶ビールを持ってきた。これには思わず喉が鳴ってしまった(笑) この後、ウイスキーに切り替えたところを見れば、僕らにくれたビールが最後の二本だったのだろう。
老人は酒が入るにつれて饒舌になった。思い出に浸るように、今までに登った山々の話をとめどなく話し、そうこうするうちに、最初に話した山の話を再び繰り返す。僕は、まいったなと思いつつも、キャンドルを前に頬を緩めて山ほどもある思い出を嬉しそうに繰り返す老人の話に相槌を打った。
「で、あんたたち、どこに帰るんだね」と老人。それはもう二度も聞かれ、その度に「上高地からバスで新島々に・・・」と伝えていた。で、その度に「おお、新島々か。昔は歩いたもんだよ。島々谷の岩魚留小屋はいつ営業しとるのかぜんぜんわからない。いつ行っても誰もおらん・・・」というようなことを繰り返す。
これに対してMが、ウェストン祭に参加するため一度だけ峠越えで上高地に入ったことがある、というようなことを言ったときのこと。老人は、じっと黙り込んで首を捻り始めた。そうしてしばらく何やら考え込んだ末に「あのね・・・・」と老人はささやくような声で話し始めた。
「あのね・・・修験って知っとるかな君らは。私がね、徳本(とくごう)峠を越えてここに下ってくる時ね、白沢って沢筋を下るんだがね。山をくねくねと曲がりくねって下ってきて、白沢のガレ場に出る荒れた道だがね、視界が開けて岩がごろごろしとる場所で”ちりーん“と音がしたんだ。てっきり誰かが登ってくるのかなと思ってね・・・熊避けの鈴と思ったんだ・・・わしはね下を見たんだが、誰ぁーれの姿も見えない。 ※注:内容はうろ覚えのため実際の会話よりも短く省略しています。
おかしいな、と思って岩のほうに歩き出そうとすると、また”ちりーん“と音がする。今度は後ろから誰かが降りてきているんじゃなかろうか・・・そう思って耳を澄ませたんだが、誰ぁーれも来ない。わたしゃ熊鈴なんてもの持ってないからね
山では人が居ないのにそばで話し声がすることがたまにあるが、あれと同じと思ってね。気にせず歩こうとして岩を超え向こう側へ移ろうとしとったときだった。今度は耳元で”ちりーん“・・・
うわ、と思って横を見た。したら、灰色に薄汚れた衣装を着た修験が横の岩に腰かけてじっと動かん。その指先には黒っぽい鉦のようなものがあって、時々”ちりーん“と音がしとる。
気になって声をかけたんだが聞こえぬのか、聞こうとしないのか、顔を向けようともせなんだ。だが怪我してるとも思えんし、時々指を動かして鉦を鳴らしてるだけでな・・・そのままにして来た」
というような、じつに奇妙な話を聞かせてくれた。
翌朝、この老人は四時に徳沢を発った。僕らはウイスキーをしたたかに飲んだため、二日酔いで痛む頭のまま上高地に向かって歩き出した。そうして明神館という伝統のある山小屋の前まで来たとき。Mが徳本峠で帰ろうか、と言い出した。「山伏?」と聞くと、もし具合でも悪くて動けなかったら大変だろう、と悪ガキのように笑った。
その言葉の裏には、昨夜老人の話た奇妙なものを見てみたい、という好奇心があることは明らかだ。実は僕も気になっていた(^^;。 ハイペースで歩けば島々谷は明るいうちに抜けられるな・・・と思った僕は、Mの提案に賛成した。僕ら二人は上高地への道を左に逸れて、峠への登り道に入った。この道は徳本(とくごう)峠へと続いている。
かつて上高地に入るには、この峠を越えて入るよりほかなく、江戸時代は安曇村から峠を越えて木材伐採に入ったという。もちろん信仰の道でもあった。

徳本峠にはお世辞にもきれいとは言い難い山小屋“徳本峠小屋”がある。この小屋を伝統ある小屋だとしている記事も見かけるが、実は江戸時代から存在する“徳本小屋”というのは現在の“明神館”のこと。紛らわしいことこのうえない。
江戸時代の元締文書には“常設きこり小屋として12個所、下より田代、湯川、越後川、宮川、徳吾(徳本・現在の明神館)、古池、横尾、わさび野、わさび沢、熊倉沢、一の俣、二の俣、と記されており、杣には、入り4カ村、今の安曇村全域から入った、とある。江戸時代は明神館付近の場所に”徳吾“と書かれている。
さて、こうした歴史ある峠だが、トンネルによって上高地に入れるようになった現在では、峠越えの道は寂れ果ててしまった。しかし、先の老人のように数少ない好事家がこの旧道を辿っている。道はしだいに荒れてきて、ついにはそこらじゅうが崩落し、岩石がごろごろしている。これでは熊鈴でもつけたくなるのもわかるが、僕はつけたことはないし、つけるつもりもない。
そうして歩いていると、突然風が吹き抜けた。
それとほぼ同時に“ちりーん”と、音がした。この音に僕はドキッとした。修験の僧が怪我して動けないのかもしれない、と思ったのだ。そして、なんであの老人は小屋の人に話さなかったんだ、と思いながら焦りを覚えつつ駆け上った。
急にペースをあげたため心臓の鼓動が激しくなり、耳の奥でドクドクと脈拍の音が聞こえた。しかし、探せども、それらしき僧の姿はどこにも見えなかい。ここから道は左に湾曲し暗い森に中へ入ってしまう。もし老人が見たとすればこの付近のはずだった。僕とMは隈なく周囲に目を配る。
“ちりり・・・ん”
間近で鉦の音がした。Mは岩石の奥に横倒しになている倒木に近付いた。「おいっ!ここだ、ここだぞ!」その声に僕は駆け寄った。
“・・・ちりーん・・・”
それは、朽ちかけた倒木の折れた枝の残りに掛かった鉦が、風に揺れる枝のために鳴っていた。よく見ると、その倒木は人が岩に腰かけているようにも見える。“奇妙だな・・・”ふっと、腰かけた人が胸の位置に手を置いて鉦を鳴らしている幻影が見えた気がした。
昨夜の老人が見たものは果たしてこれだったのだろうか。それとも、やはり修験僧がここに坐していて、鉦を鳴らしていたものなのか。見れば見るほど、その木が得体の知れぬ何物かに姿を変えそうな気がしてきた。このとき理由はわからないが、全身が総毛立ってしまった。
僕はMを促すと、鉦には指一本触れずそのまま峠を目指してこの場を離れた。その後の事は、何もわからない。
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Posted by ユウ_zetterlund at 00:15│Comments(18)
│★山岳奇譚・怪談CLUB
この記事へのコメント
なんとも奇妙な話ですね~
Posted by mb190spl at 2007年07月21日 01:02
山ん中にいると敏感になって、見えちゃうんですかね。
それとも老人は既に酔っ払い状態だった?
それとも老人は既に酔っ払い状態だった?
Posted by なむたーん at 2007年07月21日 04:52
あちゃぁ~・・・また鳥肌立てちゃいました。(^^;)
何でそんなとこに鉦があるんだよぉ・・・泣きそうになります。
耳元で聞こえる感じでしょうか・・・怖いっす。
何でそんなとこに鉦があるんだよぉ・・・泣きそうになります。
耳元で聞こえる感じでしょうか・・・怖いっす。
Posted by jun-boh at 2007年07月21日 09:15
ちりーん
ちりーん
そこに修験僧が居たのか…
はたまた、ずっと鉦が置いてあったのか…
老人自体も本物か?
考えれば考える程謎が多い話です。
でも、老人はビールを奢ってくれたので本物でしょうね~(≧∇≦)/
優しいお方だ!
ちりーん
そこに修験僧が居たのか…
はたまた、ずっと鉦が置いてあったのか…
老人自体も本物か?
考えれば考える程謎が多い話です。
でも、老人はビールを奢ってくれたので本物でしょうね~(≧∇≦)/
優しいお方だ!
Posted by lilt at 2007年07月21日 13:58
恐い話は苦手なのですが、ついつい読んでしまって ゾゾ・・・っと・・
徳本峠からは山が見渡せるのですね。いつか上高地から上がってみたいと思っているのですが、きっと思い出してしまうでしょう。。。
徳本峠からは山が見渡せるのですね。いつか上高地から上がってみたいと思っているのですが、きっと思い出してしまうでしょう。。。
Posted by piyoママ at 2007年07月21日 17:48
老人が山中で見たものは見間違いか、、?それとも、、?
おぉっ、これは自然のクーラーですね。なんだか涼しくなりましたよー。
おぉっ、これは自然のクーラーですね。なんだか涼しくなりましたよー。
Posted by norinori at 2007年07月21日 21:42
徳本峠と書いて、とくごうとうげって読むので僕も昔から気になっていた峠です。
ちょうど蒸し暑い夜にホント涼しくなりました。
よく山小屋の主人の話で怖い話を雑誌なんかで読みますが、ホントにあるんですね。
僕も怖がりですけど、この手の話が大好きです。
5年程前、京都市内とは言っても滋賀県大津市との境にある左京区のキャンプ場に行った時のこと、霊感の強い人と一緒だったのですが、シャワーを浴びて表で自分のサイトの方を見ながら涼んでいた時、その人が、今、僕の車の横に若い男女が4人で立ち話をしていたけど急に消えていなくなったと言うのです。
僕には当然、この4人は見えるどころか、本当に静かな夏の夜の自分のサイトしか見えていませんでした。
この人、霊感が強く、よくいろんなものを見るそうです。
このキャンプ場は結構お気に入りなのですが、うちのママも行きたがりませんし、近所のキャンプ仲間がお盆に行った時も、横の川でどこかの子供が溺れ大変だったそうです。
それ以降、2回程このキャンプ場を訪れ、夜中にトイレに行きたくなり怖々4人の男女がいた場所を眺めましたが、やっぱり僕には何も見えませんでした。
見える人には見えるんですね。
ちょうど蒸し暑い夜にホント涼しくなりました。
よく山小屋の主人の話で怖い話を雑誌なんかで読みますが、ホントにあるんですね。
僕も怖がりですけど、この手の話が大好きです。
5年程前、京都市内とは言っても滋賀県大津市との境にある左京区のキャンプ場に行った時のこと、霊感の強い人と一緒だったのですが、シャワーを浴びて表で自分のサイトの方を見ながら涼んでいた時、その人が、今、僕の車の横に若い男女が4人で立ち話をしていたけど急に消えていなくなったと言うのです。
僕には当然、この4人は見えるどころか、本当に静かな夏の夜の自分のサイトしか見えていませんでした。
この人、霊感が強く、よくいろんなものを見るそうです。
このキャンプ場は結構お気に入りなのですが、うちのママも行きたがりませんし、近所のキャンプ仲間がお盆に行った時も、横の川でどこかの子供が溺れ大変だったそうです。
それ以降、2回程このキャンプ場を訪れ、夜中にトイレに行きたくなり怖々4人の男女がいた場所を眺めましたが、やっぱり僕には何も見えませんでした。
見える人には見えるんですね。
Posted by ゆっちゃん at 2007年07月21日 23:07
★ mb190splさん★
こんばんわ。今でも、ときどきこの時のことを思い出します。そのたびに、奇妙な気分になります。木に重なるようにして、修験者が居たような気もしますが・・・
こんばんわ。今でも、ときどきこの時のことを思い出します。そのたびに、奇妙な気分になります。木に重なるようにして、修験者が居たような気もしますが・・・
Posted by ユウ at 2007年07月22日 01:00
★なむたーん さん★
酔ってましたねー!ビールにウイスキーにカプ酒(笑) もうふらふらで、彼は、まともに立って歩けませんでした(^^;;
酔ってましたねー!ビールにウイスキーにカプ酒(笑) もうふらふらで、彼は、まともに立って歩けませんでした(^^;;
Posted by ユウ at 2007年07月22日 01:01
★jun-boh さん★
赤茶色に錆びた鉄の鉦でした。風鈴にも見えるし、お坊さんが托鉢のときに手に持てる鉦にも見えました・・・もっとよく観察すればよかったんですが、どことなく普通の気配ではなかったので・・・そんなに怖がりではないのですが、身体が一瞬冷えたような気がしたので、そのまま峠に逃げてしまいました(^^;;
赤茶色に錆びた鉄の鉦でした。風鈴にも見えるし、お坊さんが托鉢のときに手に持てる鉦にも見えました・・・もっとよく観察すればよかったんですが、どことなく普通の気配ではなかったので・・・そんなに怖がりではないのですが、身体が一瞬冷えたような気がしたので、そのまま峠に逃げてしまいました(^^;;
Posted by ユウ at 2007年07月22日 01:04
★lilt さん★
あの老人が本物でなかったら・・・そっちのほうが怖いです(^^; 幻影にもらったビール・・・バッチイ水だったりして・・・
あの老人が本物でなかったら・・・そっちのほうが怖いです(^^; 幻影にもらったビール・・・バッチイ水だったりして・・・
Posted by ユウ at 2007年07月22日 01:05
★piyoママ さん★
徳本峠、いいところですよ!峠から先の島々谷は、ここ数年、崩落が激しくて入らないほうがいいと思います。
徳本峠までなら、上高地から気軽にハイキングできます♪
徳本峠、いいところですよ!峠から先の島々谷は、ここ数年、崩落が激しくて入らないほうがいいと思います。
徳本峠までなら、上高地から気軽にハイキングできます♪
Posted by ユウ at 2007年07月22日 01:07
★norinori さん★
話の内容から判断すると、衣装のことも行ってましたし、修験はずーっと俯いたままで、指を動かして鉦だか鈴だかを鳴らしていた、というので、見間違いにしてはリアルすぎるな、と思っています。
たくさんこういった話は手持ちがありますが、中でも謎につつまれた話です(^^;
話の内容から判断すると、衣装のことも行ってましたし、修験はずーっと俯いたままで、指を動かして鉦だか鈴だかを鳴らしていた、というので、見間違いにしてはリアルすぎるな、と思っています。
たくさんこういった話は手持ちがありますが、中でも謎につつまれた話です(^^;
Posted by ユウ at 2007年07月22日 01:10
★ゆっちゃんさん★
その左京区のキャンプ場の四人は、なんだったのでしょうね???
しかし、山などで、登山者とすれ違って「こんにちは」と挨拶したのですが、後ろのメンバーに「どうしたんですか?」と言われて、振り返ると、誰もいない、って時もありました。確かに白い帽子を目深に被った年配の女性とすれ違ったはずなんです。
たぶん、同じようなケースかもしれないですね・・・(^^;
その左京区のキャンプ場の四人は、なんだったのでしょうね???
しかし、山などで、登山者とすれ違って「こんにちは」と挨拶したのですが、後ろのメンバーに「どうしたんですか?」と言われて、振り返ると、誰もいない、って時もありました。確かに白い帽子を目深に被った年配の女性とすれ違ったはずなんです。
たぶん、同じようなケースかもしれないですね・・・(^^;
Posted by ユウ at 2007年07月22日 01:14
山には
不思議な話が多いんですね~
天に近くなるほど
感覚が研ぎ澄まされるのかも・・・
不思議な話が多いんですね~
天に近くなるほど
感覚が研ぎ澄まされるのかも・・・
Posted by Takapon at 2007年07月22日 23:01
★Takapon さん★
確かに山に何日も入っていると、感覚が異様に鋭くなりますね(^^; それと、一ヶ月ほど入っていると、鳥が逃げなくなります。これも不思議です。
確かに山に何日も入っていると、感覚が異様に鋭くなりますね(^^; それと、一ヶ月ほど入っていると、鳥が逃げなくなります。これも不思議です。
Posted by ユウ at 2007年07月23日 00:49
バックパックの旅してたので、まとめコメしますです
修験のお坊さんは木の精霊かも
その木が今もあるか知りたいです
修験のお坊さんは木の精霊かも
その木が今もあるか知りたいです
Posted by たるたる at 2007年07月26日 00:27
★たるたるさん★
ごめんなさーい!たるたるさんのコメント、今発見しました!
この木が今あるかはわかりません。今度上高地に行ったときに、ついでに見に行ってみることにします。
ごめんなさーい!たるたるさんのコメント、今発見しました!
この木が今あるかはわかりません。今度上高地に行ったときに、ついでに見に行ってみることにします。
Posted by Yu_Zetterlund
at 2008年04月01日 15:01

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