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2008年09月17日

シンプルキャンプの定番ストーブ

シンプルキャンプの定番ストーブ


秋田の乳頭温泉郷キャンプ場の時以外に、バックパックのライトウェイト化が必要なときに活躍するストーブがトランギア。空き缶ストーブもいいのですが、フタがないので燃料の節約がしにくいので、シビアなときはトランギアを使います。

本体わずか110グラム。ここに100ccのメタノールを入れておけば、たった210グラムのこれだけで最低でも一泊二日のキャンプには対応できる。その際に気をつけているのは風防対策。風を防ぐという、たったこれだけのことで燃料の消費には倍近くの差が出ます。

さて、これは乳頭温泉郷キャンプ場での夕食調理。焦げやすいチタンコッヘルのため、炊飯は湯炊き法湯取り法とよばれる江戸時代までの炊飯方法。
※9月18日に訂正:皆さんすみません。

シンプルキャンプの定番ストーブ

多めの湯で米を茹で、ボコボコ沸騰したらある程度余分な湯を捨てて、水気がなくなるまでかき混ぜつつ弱火で蒸し煮する。そして頃合を見て火から下して10分ほど蒸す。これは、どんな状況でも失敗のない方法で、以前記事にしたボルネオ島でもこの方法で炊飯されていた。おそらくアジアの炊飯方法ではいちばんメジャーなスタイルでしょう。

シンプルキャンプの定番ストーブ

米を炊きつつ、その上にレトルトのカレーパックを載せて同時に温める。米が炊ける頃にはカレーもあつあつだ。これはレトルトのキーマカレー。アーモンドスライスが食欲をそそります。そして横はインスタントスープ。この二品が夕食です(^^;;

シンプルキャンプの定番ストーブ

食べ方は、山同様に食後に食器を洗わないで済ませるために、米を多少残し、それで食器についたカレールーとスープを拭うようにして食べる。こうして食べた後にティッシュ一枚で食器2つとスプーンを拭った光景がこれ。下に丸まっているのが、食器の汚れを吸ったティッシュ。シンプルキャンプの食器洗いはこれで終了。登山同様に残飯を出さない、水を汚さない、のが基本です。

シンプルキャンプの定番ストーブ

で、ダメ押しがコーヒー。食器はスープの油分が微妙に残っているので、これに水とコーヒーのドリップパックをそのままポイと投入して火にかける。そして沸騰直前でトランギアから下して、燃料節約のためにすかさずフタをポン!

シンプルキャンプの定番ストーブ

コーヒーは、カップの中でパックをゆらゆらさせれば、ものすごく美味しいコーヒーのできあがり。飲み終えた後このコーヒーパックでカップをきれいにこすり、さらにもうひとつのカレーの香りの残るカップやスプーンもごしごし・・・油分もにおいもきれいさっぱり取れて、ぴかぴかです。

紅茶よりコーヒーのほうがきれいになるような気がするのですが・・・やっぱり気のせいでしょうかね(^^;;


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Blogデータが消失する前に【† ClubNature †】at 2008年09月18日 23:37
この記事へのコメント
わずか100ccで一泊二日、OKなのですか!
問題は風対策ですね、実践投入前に家でシミュレーションしてみま~す。
Posted by チャイ at 2008年09月17日 15:54
一番下のコーヒー、「コロンブスの卵」ですー!

この手のコーヒーって、濃さがソレほどでもないなぁという印象なんですけど、この方法ならある程度の濃さに出来そう。。

「煮出しコーヒー」ですね。
Posted by nut's at 2008年09月17日 18:19
このコーヒータワシ!小骨がとれた感じです!
最後にパンで食器をきれいにした後、水でさっと流したときこれ使ってカンペキかも(^^)
ちょっとずつ足した足しやってましたが、燃料のムダは感じます(^^;)
Posted by monkichi88 at 2008年09月17日 19:10
恐れ入りました! コーヒーでとは...
僕はティーバッグで拭った後で、油が気になるときだけ
アルコール入りウエットティッシュを
使わせていただいています。

常念岳山頂の祠の陰に捨てられたゴミを思い出すと
山を楽しむ人にはこういうことが必要なのだと
あらためて感じる次第です。
Posted by いまるぷいまるぷ at 2008年09月17日 19:25
トランギアだけを装備する勇気は、なかなか(笑) そこまでふんぎりがつきません。やっぱりトランギアはサブですね、わたしの場合^^;
Posted by fumi at 2008年09月17日 21:17
皆さんのコメントとカブってしまいますが、このコーヒーバッグの技にはただ驚きです。
普通に使うと、使用済みをゴミ袋に入れたときも粉がベタベタと出たりして見た目が汚らしい上に、ゴミ袋が破れたりしてザックの中を汚さないかとひやひやしているのですが、こうすればその心配も最小限になりますね。
Posted by kimatsukimatsu at 2008年09月17日 21:56
湯炊き法!
本来は日本の米よりインディカ米に適した炊き方なんでしょうけど、「芯が残りやすい」って特徴が同じってことで、高地での炊飯に良いかもですねー
しかもこれならチタンクッカーも焦げ付き無しですしね!ナイス!!
目から鱗でしたw
Posted by いのうえいのうえ at 2008年09月17日 22:13
ユウさんの影響で最近はアルコール系のストーブも目に付くんです、もう欲しい物がどんどん出てきて困ります^^

使い方もとても勉強になります、チタンクッカーはあっさり焦がしてアルミ派になりましたがこんな風に使うんですね。
Posted by 横道(チバKX56)横道(チバKX56) at 2008年09月17日 22:23
アルコールストーブこれはとても苦手です。
いつもアウトドアでは沸騰しません。でいつも
家でお米を炊くときに使っています。
レトルトカレーは昔懐かしい味の銀座カリー辛口です。匂いととる裏技のコーヒー袋炊き出しを学んだ事は、後実践するのみですね。
是非、幕営したときに実践します。良き知見ありがとうございます。
 
Posted by emon at 2008年09月17日 22:42
すごい
サバイバルの達人ですね

お米 こういう焚き方も有るんですか
ただただビックリ
Posted by 恵那爺 at 2008年09月18日 05:32
★チャイ さん★
ラーメン、コーヒーなどレトルト系で構成すれば100CCでいけます(^^

炊飯は消費が大きいので、予備燃料必要です。今回僕は、300ccで二泊三日可能でした(^^
Posted by ユウ at 2008年09月18日 09:44
★nut's さん★
まさに、煮出しですね(笑)
消火してから、ゆっくり抽出するので、酸味がでなくて、いい濃さにできます。

ティーバッグとか、プレスコーヒー感覚です(^^
Posted by ユウ at 2008年09月18日 09:46
★monkichi88さん★
空き缶だと、燃料の追加が引火しそうでできないうえ、消火せずにそのまま燃やしちゃうことが僕の場合、多いので・・・(^^;;

トランギアだと、消火や火力調節できるし、ふたすればそのまま燃料入れたまま持ち運べるので、登山以外の気軽なバックパッキング時には重宝します(^^
Posted by ユウ at 2008年09月18日 09:49
★いまるぷ さん★
山でごみを目にするのは悲しいですよね。特に一般の方が多い富士山などは・・・
ペットボトル、缶コーヒー、発泡トレー、、なんでこんなものが、と思えるようなごみが、登山道横に(^^;;

いまるぷさんも山屋さんなので、似てますね~♪ 飯を多く作りすぎると、大変なんですよね(笑) 全部たいらげるので、メタボ一直線です。


コーヒーの粉は炭に近い?から臭いも取れる気がするので使ってます(笑 こんどアルコールのウェットティッシュ、使ってみます。
Posted by ユウ at 2008年09月18日 10:03
★fumiさん★
通常のバックパッキングであれば、ガスをメインにしたほうが、やっぱり使い勝手はいいですよね。

僕も、いつもトランギアをメインにはしてないので(^^;;
Posted by ユウ at 2008年09月18日 10:05
★kimatsuさん★
このコーヒーパックですが、ケロシン(灯油)を持参しているときは、この後袋を開いて粉を天日乾燥します。

で、その粉にケロシンをしみ込ませると・・・ものすごく火付きのいい着火剤になります。こうして作ったコーヒー着火剤はビンに入れて保管してます(^^
Posted by ユウ at 2008年09月18日 10:07
★いのうえ さん★
やっぱり違和感ありましたか!
どうもすみませんでした、湯取り法の間違いでした。

標高があがると炊飯がうまくいかないので、山ではいつもこの方法で飯炊きしてます。そいうえば・・・インディカ米は大好物なのですが、ひところの不作時期の大量輸入の投売り状態から一転して、見かけないですね~。

カレーにはインディカ米が最高なんですが・・・
Posted by ユウ at 2008年09月18日 10:11
★横道さん★
チタンは熱伝導率が高いので、局部集中しちゃってすぐに焦げちゃうんですよね・・・(^^;;

いちばん使いやすいのがステンなんですが、こんどは重い。やはりアルミが定番なのでしょうが、アルミ溶出によるアルツハイマーがいやで避けてます(^^;;
Posted by ユウ at 2008年09月18日 10:15
★emonさん★
emonさんもアルコール使ってるんですか!
ゴトクを乗せたアルコールストーブをシェラカップやロッキーカップの中に置いて使用すると、すぐに沸騰します(^^ たぶん、熱を逃がさないのと風をシャットアウトする効果かもしれません。

機会がありましたら、ぜひ一度、お試しください♪
Posted by ユウ at 2008年09月18日 10:17
★恵那爺さん★
炊き方の名称、間違ってました(^^;;
湯取り法、でした。
たぶん、ネット検索で詳細は出てくるはずです。

標高の高い山で、おいしいご飯が炊けます(^^
Posted by ユウ at 2008年09月18日 10:19
湯取り法を検索しましたら、でてきましたぞ! こいつあ、いい飯炊き方法ですな。これで失敗とはおさらば、バハハーイですわ(w
Posted by 風 at 2008年09月18日 16:56
喝〜っ!
認めません!この珈琲のいれ方は!
なんちって〜^^/
成る程ね、メモメモ^^;
Posted by 野宿屋 at 2008年09月18日 21:44
★風さん★
山で炊飯すると芯が残りがちですが、
湯取りだと、そのようなことがないので、
おいしいご飯がたけます(^^♪
Posted by ユウ_zetterlundユウ_zetterlund at 2008年09月18日 22:04
★野宿屋さん★
黒沢の親分と張本さんみたいですね(^^;;
まあ、これは、特例ということで・・・

自宅ではちゃんとほそーい口のケトルでドリップしてます♪
Posted by ユウ_zetterlundユウ_zetterlund at 2008年09月18日 22:06
こんにちわ。
とってもシンプルで身軽なスタイルに、憧れます。
我が家のファミキャンも、少しづつ荷物を減らしていこうっと。
勉強になります。
o(^-^)o
Posted by ヤタマン at 2008年09月19日 23:27
★ヤタマン さん★
でも、オートキャンプはオートキャンプらしく物量勝負ができるので、それもまた魅力的(^^;;;

このスタイルは子供は喜びますけど、奥さんにはめちゃくちゃ不評です。ですので、もっぱらヒトリアウトドアの際とか登山の時のスタイルになってしまってます(;_;
Posted by ユウ at 2008年09月21日 07:50
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